雨 ときどき晴れ☀

~鬱と発達障害とつきあう日々~

つづき

 

 再び「殺すぞ」と首をつかまれたこと。その後、抵抗を諦めてしまったこと。

 忘れていたいろんなことが思い出されもした。

 10才の小学生だったとはいえ、田舎ののほほんとした子供だったとはいえ、自分が悪かったと思っている。「あなたは悪くなかったよ」と言われても、やっぱり悪かったのだと思う。自分には、そんなことは関係ないという驕りがどこかにあったのだと思う。

 後で思っても仕方のないことだが・・

 10才の自分を、心の中で怖かったね、と抱きしめるしかない。

 

 その後、人という人が怖くなってしまったが、頭の中では、違う、違う、間違ってると思い続けている。

  でも、反射的に反応してしまうのだ。

 人が怖いだけじゃない、うつだって日常茶飯事。料理を作る時は、手が震えるし、手順も分からなくなる時もある。

 いろんなことが、無様である。それでも、だめだとわかっていても、生きている。

 私は、子供の成長する力を信じている。その親の自分のことも信じられなくてどうする!と思うしかない。

 少しずつ、少しずつ、一生かかっても 克服していきたいと思っている。