知り合いのブロガーさんから教えて頂いた『ミッドナイト・ラン』という、ロバート・デニーロ主演の映画を借りたかったのだが、私の行ったレンタル店にはなく、同じミ行のところにあった、この『ミリオンダラー・ベイビー』が面白そうで借りた。(他にも、ロバート・デ・ニーロの『みんな元気』というのも借りてみた。次回、ご紹介します。)
『ミリオンダラー・ベイビー』は、年の差恋愛の話かな?と思って、気分転換になるかと、軽い気持ちで借りてみたのだが・・・さて・・(;´・ω・)
監督 クリント・イーストウッド
出演 クリント・イーストウッド
2004年 アメリカ
■あらすじ■
家族からすらも愛情を受けた事のない孤独な女性と、家族にすら愛情を見せた事のない不器用な老年の男性の間に芽生えながらも、非情な結末を迎える愛の物語である。
アメリカ中西部でトレイラー・ハウスに住むほど貧しい上に家族が崩壊状態にあり、死んだ父親以外から優しい扱いを受けてこなかったマーガレット(マギー)・フィッツジェラルドは、プロボクサーとして成功して自分の価値を証明しようと、ロサンゼルスにあるフランキー・ダンのうらぶれたボクシング・ジムの戸を叩いた。
フランキーはかつて止血係(カットマン)として活躍した後、トレーナーとなってジムを経営し、多くの優秀なボクサーを育ててきた。しかし、彼らの身の安全を深慮するあまりに慎重な試合しか組まない上に不器用で説明が不足していたことからビッグチャンスを欲するボクサーたちに逃げられ続け、その不器用さは家族にも波及し、実の娘ケイティとは音信不通になっている。
マギーがジムに入門したのは、フランキーが最近まで手塩にかけて育ててきたビッグ・ウィリーに逃げられたばかりの時だった。最初フランキーはマギーのトレーナーになることを拒んだものの、フランキーの旧友でジムの雑用係、元ボクサーのエディ・『スクラップ・アイアン』・デュプリスが彼女の素質を見抜いて同情したこともあり、次第にフランキーは毎日ジムに通い続けるマギーをコーチングしはじめる。そして練習を通じ、やがて2人の間に実の親子より強い絆が芽生えて行く。
マギーはフランキーの指導の下、試合で勝ち続けて評判になりはじめる。あまりの強さから階級を上げる事になったものの、そのウェルター級で遂にイギリス・チャンピオンとのタイトルマッチにまでたどり着く。この試合でアイルランド系カトリック教徒のフランキーは、背中にゲール語で「モ・クシュラ」と書かれた緑色のガウンをマギーに贈るが、マギーがその言葉の意味を尋ねても、フランキーはただ言葉を濁すだけだった。
タイトルマッチの後も勝ち続けてモ・クシュラがマギーの代名詞ともなり出した頃、フランキーは反則を使う危険な相手として避けてきたWBA女子ウェルター級チャンピオン、『青い熊』ビリーとの試合を受けることを決める。この100万ドルものビッグ・マッチはマギーが優位に試合を運んだが・・・
(今回はwikipediaより抜粋させていただきました、すみません)
■感 想■
あらすじを書く気力もないほど、非情で悲しい物語だった。うつの私には、きつかった。もっと前向きになれるか、温かくなれる話が良かったのだが・・
前半は『ロッキー』を彷彿させるような、サクセスストーリーっぽくて、わくわく楽しめた。期待して観ていたのだが、後半は・・前に書いたとおりであった。でも悲しい物語ではあったが、感動したには違いない。あらためて、暗く重いこのテーマを考えさせられる映画だった。少し前に『ハッピーエンドの選び方』という映画を借りて観たが、話はかなり違うが、続けざまに同じような題材のものを観た気がする。
見る人の感性・倫理観によって、感動度はずいぶん違うものになると思う。
おすすめ度 ★ ★ ★ ☆ ☆
もう少しで★4なのだが、残念。観た私の状態が悪かった。。
でも、観て損はない、当時話題の映画だったようだ。アカデミー賞も受賞している。(作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞)おー、すごい。
日本で公開された2005年といえば、ちょうど、前回ブログで書いた、膠原病との闘いの日々であった。子育ても多忙を極めていた。
こんな映画を世間では、やっていたんだなぁ・・と、また浦島太郎のようにしみじみ思う。
それでは、またいい映画に出会いたいと思います!
皆様、よい休日を!😊👋