雨 ときどき晴れ☀

~鬱と発達障害とつきあう日々~

二男が言ってくれたこと

 

 二男が、夜

「明日、学校で『夏休みの宿題の進み具合調べ』があるから勉強する」

といって、遅ればせながら勉強を始めた。

 夜中までかかってやっている。やれやれ、普段ゲームばかりしてるから。

 「今度から毎日ちゃんと勉強しようね」

と言ったら、素直にうなずいていた。

 

 夕飯後、薬を飲むのを忘れて、さっき飲んでいたら、二男に見つかって、

 「その薬なあに?」というので、もう良くなってきてるし、隠さなくてもいいかな?と思い、

 「うつ病の薬だよ。でもちゃんと飲めば、こんなふうに普通に働けるようにもなるんだよ」と言ったら、

 「お母さん、うつ病・・?」

 一瞬間があったが、

 「お母さんがんばってる」

という。

 感動を押し殺し、

 「二男も脚腰が痛いのに、よく部活がんばってるよね」

 「何があっても、ちゃんと病院に行って、周囲の理解があれば、人間なんとかなるもんだよ」

 そう言うと、うなずいていた。

 

 「なんとかなる」

 それは、自分自身に言い聞かせていることであった。

 これから、もっと悲しいこと苦しいこともあるだろう。

 そんなときも、乗り越えられますように。

 

 

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