今日も少し仕事でミスしてしまった。なんとかなったから、良かったけど・・。
そう思いながら、雨の中、昼休みの時間もとれず、次の仕事に向かおうと、小走りに車に乗り込んだ。
すると、窓の外から、トントンとノックする方がいる。会社員のフナコシさんだ。
また、何かやらかしたか私!?と、急いで窓を開ける。すると、
「今、走って行っただろ?」とおっしゃる。わけがわからない。
「は?はい、ええ」
「その、仕事に対する心意気は買う。」
「はあー、ありがとうございます」
「でも、歩いてるのとそんなに時間は変わらないみたいだったぞ」ほほえみながらそう言われた。
思わず、私も笑ってしまって、そんなに足遅かったかな?と思いつつ、
「あはは、無駄な走りでしたかね~」とガックリした格好をした。
でも、小走りをあなどってはいけない。動作を1秒でも、ちょっとでも早くすれば、計何分か時間が短縮され、間に合わないと思っていた配達も、ギリギリ間に合うことだってあるのだ。
その時はそう、軽く流した会話。しかし、仕事が終わって、帰りの車の中で、ぼーっとしながらふと、その直前にあったことを思い出した。
回収してきたものを倉庫に片づけていた時、誰も来ないと思って、適当に倉庫の前に車を停めていたのだが、フナコシさんも、ちょうど回収が終わって、私の車の隣に駐車した。少しフナコシさんの駐車スペースが狭かったので「すみません、もっと車、端に寄せますか?」と聞くと、フナコシさんは
「そんなのいいんだ、気にすんな」と言われた。その言い方がちょっと心にひっかかっていた。「気にしすぎだよ」というような感じに聞こえた。
・・ちょっと、フナコシさんの言いたかったことが、わかったような気がした。
「気にしなくてもいいことを気にしすぎると、疲れてバテるぞ。そんなにいつも走らなくてもいいんだ。歩いたって、そんなにロスするわけじゃないよ。気楽に行け」
ってことかな?
この会社の人は優しい。だから、フナコシさんの言いたいこともこんな感じなのかな、と思った。
私がミスしたことも、無線でみんな知ってるし。
「すみません」連発だった今日。
でもそれ以上に、周りが私を助け、許して下さってもいる。
なんだか、都合のいい解釈かもしれないが、遠回しに励ましてくれたように感じた。
しかし、できの悪い私に、たまたま、キツい配達ルートがめぐってきて、なんだかなーと思う。(ベテランの方でもギリギリだそうだ)毎日、全力疾走してギリギリセーフか、1件2件タイムオーバーだったりして、心身ともに疲れる。配送車の運転は楽しい。でも、一方で忙しさに何かを失っている気がする。得るものもある。が、早く休みになってほしい。そして休みが終わらないでほしい。笑
🍙🍙🍙
今日、子供たちのお弁当を作り忘れた!!子供たちも忘れていた( ̄▽ ̄;)
長男は、家にいた父に連絡し、コンビニでお握りを買って届けてもらったそうだ。
二男は、運転中の私に電話をくれた。「ごめん、先生に相談して!」というと「わかった!」と二男。あとで聞いてみると、先生方が注文するお弁当に混ぜてもらい、事なきを得たそうだ。430円だったそうだ。明日、先生への感謝とともに持たせるつもりである。
でも、なぜか二男はうれしそうだった。
明日、心療内科受診の日。
良くなっているのか、悪くなっているのか、自分でさっぱりわからない。
のんびり、いいね~