雨 ときどき晴れ☀

~鬱と発達障害とつきあう日々~

男女の友情

 

 中3の時、クラスの男女の仲が良かった。カップルは1組くらいいたが、だいたいが愉快な友達関係で、呼び捨てにしたり、ニックネームをつけて呼び合ったり、ふざけあい、時には団結し、独特の仲の良さだった。

 そんな青春の1ページに私も混ぜてもらい、それが今も私の『男女の友情肯定派』のベースとなっているようだ。 

 思うに、男女の友情は、特異なものかもしれない。

 奇跡かもしれない。

 それほど、微妙で、生まれるのが難しいのかもしれない。

 でも、生まれるところには生まれ、美しく咲く。

 私はそう思っている。

 友情にも、もちろん『好意』は必要だ。

 でも、一線を越えない絶妙な関係は、偶然の相性なのかもしれないし、お互いの我慢や努力や思いやりから生まれるのかもしれない。

 

 私は友達であっても『愛してる』の言葉を心の中で用いる。

 友達は、コミュ障の私にとって、特に、特別な、大切なものである。異性の友達もしかり。友達になってくれる人は、皆、どこまでも心の綺麗な、優しい人たちだ。

 

 恋愛感情が生まれる場合もある。だけど、互いに友達と決めたら、友達でいられる。

 大好きな、愛しい人に変わりはない。

 愛する人だからこそ、少しの涙と我慢と思いやりで、相手の幸せを願えることの、幸せ。

 切ない、ほろ苦い、こんな気持ちを持てるのは、少し大人になったせいなのか。

 

 

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