初めて読む人のために言うが、長男は軽度のアスペルガー症候群である。幸い、よい療育を受け、限りなく普通に近づいた・・かは、わからないが、元気に普通学級に通っている。
中1の時は、クラスメイトや、部活の友達にちょっかいをかけすぎ、問題視されていた長男。家でも、弟にちょっかいをかけ、毎日兄弟ゲンカがたえなかった。
昨日の兄弟ケンカはまた、聞くに堪えないものだった。長男(中2)が二男(小6)にちょっかいをかけているなぁ、と思い、リビングに降りていくと、案の定そうだった。
長男は、しつこく「ユーマ、謝って!」と繰り返し二男に迫っている。二男は無視して宿題をしている。
「どうしたの?」と聞くと、
「ユーマが俺に死ね!っていうんだよ、ま、俺がユーマにゲップかけちゃったからなんだけど。でもわざとじゃないのに、ひどくね?」
・・・(^_^;) ゲップ・・我慢できないのか? 顔をそらしてするとか・・
それで、また「ユーマ謝って!」が繰り返し始まった。二男が切れてついに言った。
「お前のせいで全然勉強進まねーじゃねーか!今日は早く終わらせようと思ってたのによー。殴るのも我慢してやってたのによ!」そして「もーやだよー」と言って泣き出したのである。
反抗期の二男が泣くなんてよっぽど我慢してるってことである。長男は泣かれて初めて焦ったのか、今度は謝り始めた。
「ユーくん、ごめん、ごめんね、俺が悪かったよ。許して。」今度はしつこく謝り始めた。二男「お前、全然反省してねーだろー!?泣」
「反省してるって。あ、俺ね、反省しても顔に出ないんだよ。学校で先生に怒られても、悪いなって思ってるのに、顔はニヤけてるみたいなんだよ。で、また怒られるんだ。これはね、俺の癖みたいなんだよ。病気っていうか。でもほんとに反省してるから、ごめん。ごめんねー。」
しつこく謝るので、私は、
「・・お兄ちゃん、謝るのは、1回か2回でいいよ。あとは、相手の気持ちが収まるまで、自分のことをしてなよ」と言った。二男は、だまったまま、ダアーっと二階に行ってしまった。
二男は、理想の兄貴像みたいのがあるらしいのだ。でも現実は、こんな兄だと思うところがあり、悲しくなるときもあるのだろう。
でも、長男はわりと学校の勉強ができる。二男がわからない所を聞くと、すぐに教えてくれる。(すぐに教えてしまうのも、考え物なのだが・・)その点は、頼りにしているようだ。卓球の上手さも、野球の上手さも、兄にはかなわないと思っている。
だから! 惜しいのだ、お兄ちゃんの、このちょっかいなしつこい性格が。
あとは、明るくて素直な優しいお兄ちゃん。
でも、自覚しているところもあるんだよね。わかっていても、できないってか・・。
①ついゲップを人にかけてしまう。
②つい逆切れして、謝罪を強要してしまう。
③つい相手が「いいよ」というまでしつこく謝ってしまう。
④つい怒られても顔の表情がコントロールできずニヤけてしまう。
今日の問題点というより、こういうことは、昔からいまだに続く問題だね・・
昔、ママ友が言ってたっけ。
「何度繰り返し教えても、ザルのように、教えたこと流れていっちゃうよね・・」
・・でも、あきらめちゃいけないんだよね。千回言ってできなくても、千一回励まして教えようって、療育の先生が言ってた。
何事も、焦らず、たゆまず、気長に。。
自分にも言えることだよなぁ。(^_^;)
では、この間カラオケで歌ったらしい曲を最後にお送りします。
(全然歌った記憶がない!!)
B'z歌わせてー♡ってせがんだらしい。お恥ずかしい。
それでは、また👋