雨 ときどき晴れ☀

~鬱と発達障害とつきあう日々~

不肖の息子?!

 

 昨日、久しぶりに、二男(中2)の卓球部の試合を見に行った。

 試合を見たというよりは、早朝に応援席の場所取りに参加したのである。

 早朝とはいっても、7時頃に会場の入り口に並び、8時の開門とともにダッシュして席を確保、部の横断幕を取り付けるだけである。

 息子たちが小学校の頃は、もっと早い時間にスポ少野球団の活動があったし、テントを張ったり、お茶の準備など、もっと様々な役目があったので、これしきのことは、何でもないことなのだが・・

 うつのひどい時には、ずっと席取りや試合観戦に参加していなかったため、ブランクがあって親同士の長話に疲れたり、試合を見ていても集中できないので、席確保後は、早々に退散することにした。

 それでも、入り口に並んでから、開門までの小1時間、他のお母さんたちとおしゃべりをするのは、なかなか私にとってはハードルの高いことだった。でも、みなさんいい方ばかりなので、少し楽しめている自分もいて、ほっとした。これなら、今後も少しずつ参加していけると思った。

 

 さて、一旦家に帰り、一通り家事をして仮眠をとる。起きたのが15時30分。

 ちょっと様子を見て来ようと思い、自転車で会場の体育館へ行く。カメラ持参。

 二男は、2回戦で負けてしまっていたが、同じ部のM君が決勝に残っていて、これから試合だというので、写真を撮りがてら応援することにした。

 M君は検討したが、残念ながら準優勝。でも、立派な成績にみんな湧いた。

 私もたくさん写真を撮らせてもらった。久しぶりなので、ちょっと失敗してしまったけれども。

 

 問題はここからである。

 3位までの選手が最後に表彰されたのだが、それぞれの選手のいる中学校3校が、最後まで残り、生徒たちが卓球台や清掃などの後片付けをすることになった。

 しかし、二男のいる学校の生徒たちは、一向に応援席から降りてこない。

 二男は部長である。部長が先頭になって出てくるはずだが、どうしたんだろう?と思っていると、やっと、友達同士で談笑しながら、ゆっくり出てきた。

 他の中学校の選手たちは、もうすでに片付け終わっている。

 思わず「ゆうま、走れ!」と観客席から叫んでしまった。でも聞こえる様子もなく、そのままのんびり、作業し始めた。

 う~ん、「動作は手早く!」とスポ少で教えられたことを忘れちゃったんだろうか?!

 まず、このことに違和感を覚えた私。

 他のお母さんは、「ゆうまくんは、よくやってくれてるよ」と気を遣っていってくれたのだが。。はたまた、私の考えは古いのだろうか。

 

 

 それから、帰りは、「お母さんと歩いて帰る」と言っていた二男だったが、解散後準優勝したM君とお母さんの写真を2,3枚撮らせてもらっていると、いつのまにか二男の姿が見えなくなっていた。もう、外は真っ暗。私が先に帰ったと思って、歩いて帰ったのだろうか?

 他のお母さんも心配してくれ、そのへんを探してくれたのだが、いない。仕方なく歩いていると踏んで、自転車で追いかけることにした。

 なにも、中2にもなったんだから、一人で歩いて帰ってもらっても、全然かまわないのだが、本人が「よく道がわからないから一緒に帰る」と言ってきたので、約束は約束なので、多少心配していた。

 ひとしきり探し家に電話を入れると、「ゆうま、もう帰って来てるよ。お父さんの車で帰ってきたよ」と長男が言うので、なにそれ~!と思い、私も急いで帰った。

 帰ってからは、いうまでもなく二男に説教。

 「約束をなかったことにして人を置き去りにするとは、部長とかいう以前に、人としてどうなのか」

 「ほかのお母さんたちにも心配してもらい、申し訳ないと思わないか」

 それから、

 「片付けとか動作が遅い。そういうことでもほかの学校の生徒に負けてる」

 「部長がみんなをひっぱらないといけないんじゃないの」

 

 お父さんは、事情がわかって苦笑い。

 二男は、あまり悪気なく自分がしてしまった行動を、反省して、謝ってくれた。

 が・・・。

 ちょっとがっかりである。私はもう手を口を出さなくても、立派にやっているか、やっていなくても、周りに言ってくれる先生や保護者の人がいるかと、甘く見ていた。

 こりゃ、もうちょっと、親がよく見ておらんとあかんかな・・

 二男坊だし、なんとなく二人目というのは、一人目の子供より、あまり手をかけなくなりがちだし、子供も、上の子を見て要領よくするかな、と思いきや。。家の子供の場合は違ったようである。

 

 はぁ~、やっぱり、もう少しだけ子育ては続いていくようである。

 うつなど言っていられないな~。。子供に対して前よりは関心が薄れてきていたけど、もうひとがんばりしなきゃいけないようだ。

 ずっと行っていない、授業参観などにも、行ってみる価値はありそうである。

 

 どちらかというと、アスペの長男(高1)の、初めてのアルバイトの方が、ちょっぴり関心がある。友達と年末、3日間新聞のチラシ入れをする。

 がんばって、ちょっとした自信につながるといいなぁと思う。

 楽しみ(苦しみ?)は続く。