いやなことがあった。
人間社会の土俵に立つと、いやがおうでも嫌なことは起きる。
良いことはたくさんあるのに、たった一つ二つの「いやなこと」にかき消されてしまう。
あぁ、最悪。
こんな時は、良かった出来事を頑張ってたくさん思い出す。そうすれば、そんなに悪くない日々だったことが再認識できる。
そんなことがグルグル頭をよぎりながら、ふて寝?をしていた時。
大事な人から電話があった。
うれしくて、他愛もない話をしていたのだが、口がすべって「いやなことがあって」と言ってしまい、結局話をしてしまった。
彼は話を聞いてくれて、最後に「だいじょうぶだよ」と言ってくれた。
私は、幼い子供のように安心する。
でも、どうして、彼は、私の話をこんなに理解してくれるんだろう。
どうしてこんなに優しくしてくれるんだろう?
彼は心が広くて、優しい人だから、きっと誰の気持ちにも添える人なんだろう。
困っている人がいたら、誰にでも優しくしてくれるのだろう。
何にしても、電話一本で、私の心を守ってくれる。
静かな、何気ない日常の電話。
ありがとう。。私に幸せをくれる人。