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~鬱と発達障害とつきあう日々~

仕事が楽しいと思う日が来るなんて

 

 発達障害グレーゾーン。

 人より体力がない。それに気づいたのは大人になってずいぶん経ってから。

 協調性がない。無理して合わせようと神経を使うと、精神的に疲れてボロボロ。

 不器用で、人より努力・訓練を要する。

 世間話が苦手で、休み時間を人と過ごすのが苦手。

 ・・これだけの理由だけでも、仕事を人並みにすることは、なかなか難儀なことだった。今までは。

 

 しかし、それぞれの問題を少しは克服しつつあると思う。

 それは、好きな仕事を、向いている形態にしてやってきて、慣れてきて・・そして心に余裕が生まれ、その上で、少しずつ欠点を直してきたせいもあると思う。まだまだこれからだけど。。

 

 調理師の仕事をしていた時は、すごく充実していたが、忙しすぎ、労働時間が長すぎて体を壊してしまった。好きな仕事だったが、大変すぎて、精神的にも体力的にも自分にはオーバーワークだったと思う。

 

 

 なるべく短時間勤務で、掛け持ちでもいいから、集中力が続く仕事内容。

 会話は多くはないが、人と接する仕事。でも一人で集中する仕事でもある。

 今の仕事二つとも、そんな感じだ。自分に合っている。

 挨拶、礼儀には厳しい仕事。 半営業職と言っていい。

 私なんかを使ってくれるのだから、精一杯やる。「この仕事はあなたにしかできない」と言われるのを目標に。 

 

 最初は、方向音痴が災いして、仕事を覚えられるのか、と思ったこともあったが、工夫して乗り切った。

 今では、お客様と毎日お会いできること、すべて時間内にやりきることが楽しい。丁度良い疲労感で、自分に合っている内容だと思っている。

 いくら仕事が好きでも、家事という仕事もあるのだから、それぞれがちゃんと無理なくできるようにバランスが取れなければいけない。それでなくても、最初の頃は、仕事に慣れるまでは、とても大変で疲れていた気がする。なので、通勤時間に眠気がして、追突事故を起こしたり、とんでもないことをしてしまったことが何度かあった。

 

 下の写真は、今月の営業的な仕事のチラシである。

 夏のうな重の営業の時は、もっと「うなぎいかがですか?」的なメッセージを書いて配り、ノルマ以上を達成できた。

 今回のおせち料理は、いかんせん値段が高く、うな重より推せないので、ご挨拶程度のメッセージにとどめておいた。そんなに売れるとはもちろん思ってない。

 それでも、日ごろの感謝の気持ちが伝わればいいかな、と思っている。

 

 

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 仕事は、自分に合っていて、能力を伸ばすことができたなら、きっと誰でも楽しくなると思う。

 だから、仕事を始めることに躊躇している人がいれば、自分と向き合って、じっくり合ったものを探すことをお勧めします。

 楽しくなれば、それが周りにも伝わって、お客様にも好感を持たれ、職場も明るくなるだろう。そうやって自分を大事に面倒を見ていくことが、周りのためにもなり、良い社会にもつながっていくと思います。

 一生懸命やっていれば、必ず誰かが見ていてくれます。

 作り笑いからでもOK。

 心から笑顔になれるまで、一緒にがんばりましょう。