夏休みもあと一日となった長男(高2)、今必死で残りの課題をやっているようですが、7月末から5日間の日程で、小中学生対象の月山登山・キャンプのボランティアをしてきました。
今年4月から、中学生の時の友達に誘われて、県内の少年自然の家のサポーターに登録して、ちょくちょくイベントに参加させてもらっていました。高校生は2名しかいなくて、サポーターというより、職員の方や、年上のサポーターの方々にお世話になっていたようですが、今回は、ちゃんと班について子供たちと一緒に行動を共にしたり、だいぶお役に立てたようです(?)
途中、高校の行事もあり、抜けたりもしましたが、メインの月山登山2泊、その後のいかだ川下りやキャンプファイアーなどで1泊し~最後まで参加しました。
長男はアスペルガーで、人付き合いが得意ではなく、(頑張って、疲れ果ててしまう)体力もある方ではないので、心配でしたが、それはおくびには出さず、送り出しました。本人も、いろいろなことを想定しては心配したり、緊張していましたので、お守り代わりにと、栄養剤2本を内緒で持たせてやりました。
さて、すべての行程が終わり、自然の家に迎えに行くと、サポーター全員とおそろいの、色鮮やかなTシャツを着た男子が勢いよく現れました。日に焼けて、笑顔の長男です。
自然の家の職員さんや友達にお礼を言ったり、しばし談笑して帰路に着きました。
聞いてみると、月山登山では、山に雪があり、泊まった夜は涼しかったとのこと。景色が綺麗でよかったとのこと。
下山時に軽くねんざしてしまったが、いかだ下りにも参加できて、大丈夫だったとのこと。登山で全身筋肉痛になったとのこと。。
同じサポーターの大学生と、夜ノンアルコールで乾杯して、いろいろお喋りしたとのこと。
いや~よかったね~よかったね~、とうんうん聞いて帰りました。息子もよく頑張ったと思いました。
後日、山形市では花笠まつりがあったのですが、キャンプで知り合った大学生のバイト先(韓国料理店)に友達と行き、焼き肉を食べてきたそうです。
それから、キャンプで一緒だったお子さんから、こんなお葉書が。
右は、息子が書いた返事です。こっそり撮影しました(^_^;)
聞けば、このハガキをくれた「トモくん」は、あまり周りの友達とうまくかかわれないところがあったそうで、息子はけっこう側にいてやったということです。自分と同じような点を感じて、一緒にいてやったのでしょうか、息子の成長を感じました。
「トモくん」に会ったことはありませんが、この子も頑張ったんだろうと思い、また親御さんも、思い切ってキャンプに参加させたのだろうと、しみじみ感慨深く思いました。
このような出会いや、自然の家の職員さん方、誘ってくれた友達、みんなみんな感謝です。
息子は少しハンデはあるかもしれませんが、周りの人たちに恵まれています。
小さい頃から、学校の先生・友達、習い事、スポ少野球での良い環境に恵まれました。関わって下さった方々に感謝しています。
また、本人のがんばりがそれらを引き寄せたものと、息子に感謝しています。
私も、そんな息子を、応援せずにはいられません。
いろいろなものを、息子には教えてもらいました。ありがとう。