初めて読む人のために言うが、長男(中2)は軽度のアスペルガー症候群である。幸い、よい療育を受け、限りなく普通に近づいた・・かは、わからないが、元気に普通学級に通っている。
私の長男は、3才10か月から、小6までの8年間、個人の先生に療育を受けていました。 8年間で先生や子供の成長に教わったことは大きく、何から書いていいかわかりませんが、今日は、小1の時の、療育のセッション内容についてと、小4の時の個別支援計画と、先生から聞いた話のメモをご紹介します。
H21.4.18(小1年時) セッションの内容について
かなりの知的な力はあるのですが、生来の怖いという気持ちが、人より多くあるために、考えれば解決できる問題も、やる前からさけてしまうことがあるようです。
そのために、実践としての経験がうまくつめず、また臆病になってしまうのかもしれません。
こちらでは、自分で「これは大変」と枠をつくっていくのをやめさせていき、自分の方の性格なり、逃げる習慣をかえていけば、「どうにかなる」という思いを作っていきたいと考えています。
年齢があがるほど、周りの子が、りょうたろうくんの不自然さに気づき、またそのことを本人が気づきと、よくない循環になっていくこともありうると考えますので、今本人が「自分の弱いのは直らない」と思い込むのを、家でも修正してあげていって下さい。
そういうことができた時はじめて、本人の本来の力を、発揮できると思います。
H24.7.6(小4年時) 個別支援計画
■私のメモより■
H19.9~12 (幼稚園年中時)
〇泣けるようにすること。「泣いていいよ」「よしよし・・」声掛け。抱っこ。
泣いてもなぐさめてくれる人がいる、と思うこと。
〇怖いことに我慢してチャレンジするのではなく、「怖くない」ということをわかるようにする。上記はその第一段階。
〇こども塾(療育の教室)で、ずっと泣いている。先生をたたく、つねる、物を投げる。
普通に「怖い」「心配」「わからない」と周囲に言えたり、甘えたりができれば良くなる。
思春期、就職時に大変にならないために。。
〇頭は悪くないので、怖いのに強がっていたり、ごまかしてしまったり、「泣きたくない」と思ったりしている。
がんばったノートより H19.11.7(幼稚園年中時)
今日は以上です。
読んでいただいて、ありがとうございました!!
最終回の予定でしたが、もう少し掲載したいプリント等ありましたので、もう1回ほど、お時間いただきたいと思っています。
また、懲りずにおつきあいください。
誰か、たった一人でもいいから、どなたかのお役に立てますように。。。