雨 ときどき晴れ☀

~鬱と発達障害とつきあう日々~

ちょっと一休み

 

 ただ今『素敵なブロガーさんのこと 5』思案中です。しばしお待ちください!

 

 

 ・・箸休めに夢物語をひとつ。

 昔の上司が、夢に出て来た時の話。

 いつも、この手の夢は、現実にあったことと夢とが混ざり合っている。

 嬉しくて、「Kさん?」と言って近づく私。

 彼は笑っていた。「さみしかったです」

 「ごめん」

 ・・いいです。会えてうれしい。

 

 

 しばらく見とれていたら、彼は私にそっと耳打ちした。

 そして彼はそのまま黙って目を閉じた。

 どうしよう。

 

 

 

 ためらった末、そっと彼にキスした。

 目をつぶった彼の顔が、少し赤くなったような気がした。

 彼のシャツのボタンを外していき、それでも彼がずっと動かなかったので、極論、大胆なことをしてしまった。

 

 

 彼の愛をいっぱい受け止めた瞬間、むせてしまって洗面台に走った。

 げほげほやってると、「大丈夫か?」と背中をさすってくれた。・・すみません・・

 かっこ悪い・・!

 

 

 今度は、彼が、私を可愛がってくれた。

 

 彼は料理人のせいか、繊細で、さすがで、行き届いていた。

 

 ・・Kさん、どうして、私の好きなことがわかるんですか・・?

 ・・だって、お前、気持ちいいと目がうるうるだろ? 

 そんなこと、観察してたんだ。。Kさんのむっつりスケベ・・!

 

 うるうるどころか、何度も気を失いそうになった。

 

 終わった後、何だか急に彼が消えてしまいそうに思えて、思いつくまま話し掛けた。

 

 ・・Kさん、いつから私のこと思ってたの?

 ・・うーん。。笑

 ・・ね、いつからですか?

 ・・うーん。 最初、履歴書が店に送られてきた時かな? 手紙と写真、見て。

 ・・?! それ、本当ですか?!

 ・・うん。でも、お前が真剣だったから。この子一人前にするのが俺の仕事だと思ったから。そういうのはナシにしようと思った。

 ・・ありがとうございます。。

 ・・どういたしまして。でも7年は長かったな。笑

 ・・イヤリング、ありがとうございました。

 ・・ああ、あれ。笑  

 ・・Kさんが買ってくれたの?

 ・・まあ。最後だと思ってさ。

 ・・ ・・・・。

 ・・大変だな、お前も。・・強く生きろよ。

 ・・はい。

 

 そこで、目が覚めた。いつもそうだ。こんな感じでいなくなってしまう。

 私も、好きでした。 

 今も大好きと言いたかったけど、言えなかった。

 私が心配だから、夢に出て来てくれるような気がする。

 いや、夢じゃない、夢枕みたいだ、といつも思う。

 会えるのなら、いつまでも会いたい。

 そう思う。

 

rtaroyma.hatenablog.com

 

 

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