数年前から、抗うつ薬を飲んでいる。今飲んでいる薬は自分に合っているようで、今年に入ってから、少しずつ状態が良くなって来た。
先日、アモキサンという薬を朝夕2回から夕方1回に減らすことになった。慎重に少しずつ減らすようだが、それでも、減ったことには違いない。やった。うれしい。
飲み始めた頃は、「飲まなきゃいけないのか・・」「本当に良くなるのかな」と悲観したが、いざ、良くなって、薬が減ることになると、希望の光が見えたというか、これからも、病気に負けるもんか!!という前向きな気持ちになる。
薬には、感謝である。最低限でも、生活できるくらいの状態にしてくれて、死んだほうがマシ、な状態から救ってくれたのだから。処方してくれた先生にも、もちろん感謝。ありがとう。
今回、転職することも、先生は考慮して、眠くなる副作用の薬は、夕方だけの服用にしてくれたようだ。
こんな心の弱い母なのに、子供がたくましく成長していることにも、感謝。
二男に至っては、修学旅行や、宿泊学習などの事前アンケートで、「気をつけなければいけないこと」の項目(アレルギーや、体質、乗り物酔い、心配事など)の欄に記入したことが、今まで一度もないと思う。
何でもないことであるが、すごくありがたい。心身ともに健やかでいてくれることは、周りに心配をかけないという点では、何よりである。
余談であるが、二男の反抗期が、いつのまにかおさまっている。(あるいは、休戦なのか?)
私を以前のように「お母さん」と呼ぶようになったし、家の中で笑顔もみられるようになった。いつか、落ち着いたら、どんな心境だったのかを聞いてみたいものである。
反抗期でも、普通に明るく、ちょっと遠慮しながら接していてよかったと思う。
そんなことができたのも、薬のおかげだったかもしれないのだ。
先生は、「治るまでは、忘れずきちんと飲むこと。」とおっしゃっている。言われたことを守って、少しずつ良くなっていこうと思う。
それから、ブログの影響も、良くなってきた背景に、少なからずあると思う。
昔、文通していた時のような、文章を書くというワクワク感。誰かのブログを読んで、その人を思うドキドキ感。
意欲を高めるという点では、薬に勝るとも劣らない作用があったのではないかと思う。
絶対、鬱に負けないぞ! 明るい表へ、外へ出るたびに思う。
春だなぁ。