雨 ときどき晴れ☀

~鬱と発達障害とつきあう日々~

Rさんのこと 2 下手な創作なので読まなくていいです

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 まだ心臓がドキドキしている中、Rは俺と目が合うと、恥ずかしそうに目を閉じた。

 俺はRの首に腕を回して抱き寄せた。

 しあわせだ・・

 これからも、こうして俺と会ってくれるんだろうか?今なら会ってくれそうな予感がする。

 しばらくRの顔を眺めていたが、疲れていたのか、すぐ眠ってしまったようだ。

 明日の仕事は早い。

 そっと起きて、シャワーを浴びることにした。

 浴びながら、これからの彼女とのことを考えていた。俺は・・・一大決心をしようとしていた。

 

 その時、「Tさん、Tさん?!」とふいにシャワー室のドアをノックされた。えっ、起きたの?とドアを開けると、Rが飛び込んで来た。タオルケットを体に巻いている。

「どうしたの?」俺はすっぽんぽんだ。今更ながら恥ずかしい。かまわず抱きついてくる彼女。

 「いないから、もう行っちゃったのかと思って」シャワーは出しっぱなしである。タオルケットを取ると、Rは下着姿のままだった。おっと、目のやり場に困る。濡れちゃうよ?!と言いながら、一瞬ためらったが、かまわず抱きしめた。

 Rは泣いているようだった。どうして?これが最後だから?

 それとも、俺のこと・・

 どう思っているのであれ、俺の気持ちにもうブレはなかった。

 まず、子供さんとどうにかして会おう。

 そう思っていた。 

 もう、俺はいい人じゃなくていい。

 

                     つづく

 

 

                            

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