午前2時。アラームとともに起き、背筋運動してから起きようとうつぶせになったら、そのまま果てた。
気がつくともう4時!
身支度もそこそこに、ヘルメットに頭を突っ込み新聞配達にいざ出発。
夜を越えて、明け始める空の金色の雲に気づく。
もう9月の空は高く高く。
眠い目を擦り擦り、何度も心でシャッターを切る。
明るくなった通りには、ジョギングする人々や、犬を連れ散歩する人などが見える。
一人一人の生活に勝手に思いを馳せ、一軒一軒の暮らしに勝手な想像を膨らます。
あと何度、こんな景色が見れるだろうか。
明日はわからない自分、世の中。
消えてしまったら悲しいことと、消えてしまったらいいのに、と思うこと。
圧倒的に後者が多いんだな。悲しいことに。
でも、ほんの少しだけ、私にも宝物があり・・
あの人の、あの人たちの、笑顔とか、今日も見れたらいいなと思う。
それを見て、私もほっとして心が笑う。
そういうものを今日もたくさん見たい。
それだけのために頑張る。
次のお仕事いってきます。