夜中に起きると、二男(中2)がまだ宿題をやっていました。
この時間に2人になると、普段無口な二男はよくしゃべり、結構なコミュニケーションの場になっています。
学校のこと、部活のこと、友達のこと、趣味のこと、ニコニコして「お母さん・・」とやってきて、思いつくまま話しかけてきます。(単に宿題を中断して、気分転換したいだけかもしれませんが・・(^_^;)
最初は、「もう、早く終わらせて寝なさい」「体に悪いよ」というようなことを言っていたのですが、なかなか宵っ張りが直らず・・(二男の話を聞くのもなかなか面白かったりするので・・)半分諦めて、ふんふん話を聞いたりもしています。
慌ただしく家事が一段落して、身支度を整え、「いってきますね」と言うと、
「お母さんもがんばってね」と声をかけてくれました。
バイクのエンジンをかけ、飛び出した時、ちょいと寒いくらいが〇。
配達を始めると、体が暖まって来るから。
風がこの季節特有のいい香りを運んできます。
月明かりが、キンモクセイの花びらと色を映しだします。
綺麗な三日月の隣には、オリオンと明るい1等星が一つ。
ずいぶん日が短くなり、夜明けが遅くなりました。
そして、朝晩だいぶ冷えるようになってきました。
きびしい季節がやってきます、新聞配達。
ちぎれた雲の間からは、金色の夜明けのしるしが。
今日も1日が始まり、身の引き締まる思いがします。
秋は日一日と深まっていきますが、もう少し、夏のなごりを楽しんでいたいなぁ。
子供が手を離れたら、こんな時間も、コーヒーをゆっくり淹れて飲んだり、ゆっくり新聞を読んだり、もっと秋を楽しみたいなぁ。
あ、子供もコーヒーくらい飲めるようになって、一緒にあったかいコーヒーを飲んでまったりするのもいいかもしれません。(*´▽`*)
そんな時が来るかなぁ。
そんなことを思う、秋の早朝でした。