雨 ときどき晴れ☀

~鬱と発達障害とつきあう日々~

料理が楽しいという幸せ

 

 先日のブログで「料理が楽しい」というようなことを書いたが、今、本当に楽しい。

 事の発端は、自分の母親が、お世辞にも料理が上手とは言えなくて、中学生くらいで自分で料理やお菓子作りを始めた時に、「えっすごく美味しく出来た」と感動したことに始まる。そこから料理作りにはまっていった。自分でルーから作ったカレーや、ちゃんとダシをとった茶わん蒸しや煮物。家族も「美味しい美味しい」と喜んで食べてくれるので、とても作り甲斐があった。

 そして卒業後調理師になったわけですが、毎日がとても楽しかった。ランチメニュー作成とデザートは基本まかされ、そのほかにできることは何でもやらせてもらった。お客様の反応も楽しみのひとつだった。どんどんお客様が回転し、きれいに食べてくれた食器をみるにつけ、幸せな気持ちになった。もっとも、そんな気持ちを感じる暇もないくらい、忙しかったりもしたわけだけど・・。

 今、うつで料理が作れなかった時期をやっと過ぎつつあるのか、そのころの楽しかった気持ちを思い出しているところなのです。

 

 産直店やで買った新鮮な旬の野菜や、オーガニック売り場の有機野菜。ずっと顆粒のだしの素を使っていたけど、たまにはだし昆布や魚の削り節を買って。少し値は張るけど、お店時代から使っていた美味しい牛乳や生クリーム、お肉や卵。料理に入れるお酒やワインもちょっと良いものを。お菓子にバニラエッセンスではなく本当のバニラビーンズを使うなど。

 選んだ食材を丁寧に使って、添加物をほとんど使わない、だしの効いた薄めの味の料理。できた。味見してみる。美味しい。口いっぱいに広がる美味しさはするすると喉を通っていき、後味が残らない。これが美味しい手作り料理の良さである。

 

 ・・それから、喜んで食べてくれる人がいること。

 それが一番の幸せである。

 

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有機ぶどうを使った辛口白ワイン(コスパ良し)とそれを使ったクラムチャウダー

 

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だしを丁寧にとり、取り寄せた健康な鶏もも肉と卵を使った親子丼

 

 

 

 

今週のお題「最近おいしかったもの」