雨 ときどき晴れ☀

~鬱と発達障害とつきあう日々~

幸せは、空気のように

 

 人と向き合うことを、ずっと避けていた。

 子供の時からずっと。

 向き合えばしっぺ返しがくる。そんな繰り返しで人生に辟易していた。

 自分は存在してはいけない人間だとすら思っていた。

 

 この歳になって、幸運なことにそれがなくなった。

 そして、人を信じられることは、単純なことの積み重ねだと、気が付いた。

 今、幸せなのは、人に笑顔で接すると、笑顔と善意が返って来ること。

 そんな人たちの仲間に今更なれたような気がして、とても嬉しい。

 愛を撒けば、愛が返って来る幸せ。

 やみくもに、愛を撒けばいいのではなく、人や空気をある程度読み、それらをわきまえられる年齢になっていたことも、幸いだと思うべきだろう。

 今までの、ぽっかりと空いた穴は、これから一日一日、素敵な出会いを積み重ねて、なんとか埋めていこう。

 雨の日も、雪の日も、晴れの日も。

 

 

 

 蛇足ですが。。

 ひとつの愛が消えてしまい、死んでしまいたいほどの辛い気持ちを抱えた君。

 

 どん底の底まで落ちて行ったら、あとは、きっと上がっていける。

 愛を持っている君は、きっとまた周りに愛を与えていくでしょう。

 その時、周りからもたくさんの愛が返って来ることを、どうか忘れないで、見逃さないで。

 それを、胸にいっぱい吸い込んで。

 大丈夫だよ。一人じゃないよ。

 

  

 

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