雨 ときどき晴れ☀

~鬱と発達障害とつきあう日々~

育児世代に懺悔、敬服 

 

 突然ですが、「自立」とはどのようなものだとお考えでしょうか?? かしこまってなんやねん

 私自身、若い頃は

 「生活面で一人で何でもできるようになる」「人に世話や迷惑をかけないようになる」ことだと思っていました。

 それも、大事なことではあります。 

 でも、長男の療育を経て、また自分の鬱治療などを通じて感じたのは、自立とは、

+「困った時に、人に言える、お互いに助け合うことができる」ことではないかと思います。

 

 私も、子供が小学校くらいまでは、とても手がかかり、長男は特に自発性が乏しく「人の背中を見て育つ」なんてことは幻想でしたので、とにかくできる限り、いい刺激や経験をさせたり、声がけをして意識づけるなど、を心がけました。

 小さい頃は特に、彼の心の中ではいろんな葛藤があったらしく、機嫌が悪かったり泣いていることが多かったので、まず、なんとか落ち着いて、気持ちのいい、フラットな状態を作ることを目標にしていた気がします。

 これは、結構大変で、私もあらゆる五感を使っているのか、心身ともに消耗しました。

 多かれ少なかれ、どんなに手がかからないお子さんでも、このような時期もあると思います。

 

 そして、まして空前のコロナ禍では、思うような育児はできなかったのではないでしょうか。

 このような生活にならざるを得なくなった時に、私はつくづく思ってしまったのです。

『あぁ、子供たちが小さい時でなくてよかった・・』と。

 外に行かなければ機嫌の悪い長男は、疲れていても遊びに連れて行った方がましなくらいでしたので、この緊急事態宣言で、家にいなければならなかったら、親子共々ストレスでどうにかなっていたと思います。悲惨な家庭内での虐待のニュースも、間違いなく我が家にも起こっていたと思うのです。

 ある程度、大きくなり、なんとか成長しましたので、この度のことを、生活を工夫するとか、マナーを守るとか、命を大事にするとか、そういった前向きな方向で一緒に考えることもできます。

 

 外で遊んで、体を作る、人とふれあって成長する、そういったことがこの2年間制限されて、どんなに親御さんは大変だったろうと思います。子供の2年間という時間は大きいですよね。

 ただでさえ大変な育児に、心のケア、しかもおいそれと他の人に会えない、頼ることができない、という状況。

 きっと、毎日体を張って、出来る限りの工夫と努力をされていることでしょう。

 このようなことが、報われるようにと願っています。

 

 

 

@がんばる親のすてきな記事

  忙しいのにありがとうございます。私も元気をもらっています!

 

 

 

 

 

www.iqo720.tokyo

 

 皆様記事をお借りしてすみません。

 これからも応援しています。

 

 

 

 

@おまけ

『現代人は、夫や妻と、父母と、近所の人と、会社の同僚や友人などと、心からつきあうことができなくなってきましたね。そしていつも孤独で、孤立した状態でいると、自分に自信が持てなくなり、さらに、そういう自分に不安を持ってしまうのです。今度は、自分に不安があるから人間関係を持ちにくい、人間関係を持てないから孤独になり、孤立してしまう。(中略) 基本的には、人とのつきあいから逃げるのではなく、もっと意識してまわりの人とのつきあいを持とうという生き方が、私は大切なことだと思います。そうすれば、自分に対する不安もなくなっていくと思うのです。そして、子供の育児に対する不安も、なくなっていくでしょうね。』

           (続 子どもへのまなざし 佐々木正美著より)

 

 

 

rtaroyma.hatenablog.com

 

 

 新聞購読者の確保も、デジタル化でいいとこあと5年くらいだろうなぁ。(新聞配達員)

 仕事なくなったら、子ども食堂でも手伝おうかな。(´~`)