雨 ときどき晴れ☀

~鬱と発達障害とつきあう日々~

なんつってもヒーロー

 

今週のお題「赤いもの」



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高橋光臣や元祖?園芸王子三上真史を産出した

 

 

 私が幼少の頃、『ゴレンジャー』が大好きだった。仮面ライダーV3も当時やっていたかな。ゴレンジャーで印象に残っているのは、黄レンジャーの甲高い声だったが、それでも黄でもスタイルのいいピンクでもなく、好きなのはレッドであった。

 制作側としても、ストーリーやキャラ的にも、動きの切れも、レッドはカッコよく作り上げていたのだろうが、まぁそういうこともあってなのか、「赤」は強い色、カッコいい色として刷り込まれている。自分が身に纏ったら似合わないこともあって、似合う人がうらやましくもあり、神がかったイメージなのである。

 

 そんなわけで話を戻すと、私が物心ついた頃は、ヒーローというものに憧れていて、なんなら自分がレッドになりたかった。覚えているのは、家の押し入れに向かって、妄想しながら飛び蹴りをしていたことだ。親が見ていなかったのか、大らかだったのか知らないが、うるさいとか怒られた記憶はない。女性でも、性格的に男性の部分があるとか、そういう人も多いけれど、私は中学生くらいの男子の部分が多いと思う。桃レンジャーや○○ピンクの女性らしさに「ちぇっ」と舌打ちし、「足手まといになんないのか」と心配したりした。

 

 自分の息子たちとタイムリーで見たのは「ボウケンジャー」と「ゲキレンジャー」である。仮面ライダーはあまり私は見なかったが、子供は「電王」あたりから見ていた。戦隊もの仮面ライダーには、ヒーローたちが操るロボットだったり、身に着けるベルトや武器などのおもちゃがつきものだが、この2作品のおもちゃは本当によくできていたと思う。「轟轟戦隊ボウケンジャー」というだけあって、小さなたくさんの乗り物がうまいこと合体し、巨大な無敵ロボットになる。中古で買ったけれど、感心した。「ゲキレンジャー」の方も、獣シリーズということもあって、それらが合体し、また、からくり人形顔負けの動きもする。たぶん、今でも物置きにとってあるはずである。

 たいてい、誰かの家で一つおもちゃを買うと、近所の友達みんなで遊んだ後、順番に借りて帰り、2~3日家で遊んだりしていた。

 

 

 「デカレンジャー」は少し前の作品だったが、私が気に入ってママ友に借りて見た。

 

スーパー戦隊シリーズ 特捜戦隊デカレンジャー コンプリートBlu‐ray1 [Blu-ray]

 こちらの作品は、レッドやブルーのキャラがひときわ立っており、大胆で熱いレッドと、冷静沈着なブルーの絡みが楽しかった。みんなイケメンで、女性2人も可愛かったし、グリーンや後半登場した白いやつ(シルバーだったっけ)も、いい個性を出していた。

 

 家の子育ては、御存じの方もいると思うけれど、結構大変だったのだが、男の子ということもあって、私は幾分楽しめた。リカちゃんはギリギリ対処できるが、女の子の好きなプリキュア?とか?シルバニアとか、つきあえるかと言ったらキビシイ。

 疲れはしたが、公園の裏の崖をよじ登ったり、アスレチックをしたり、それはヒーローたちとの妄想しながら、または自分が主人公になったかのように遊べたから出来たのかもしれない。

 

 いささか強引に「戦隊シリーズのレッド」から話がもつれ込んだが、そう、そんな遊び心があって、いつの間にか任務をこなす。完ぺきではないけど。

 なんだかんだいって、いつのまにか楽しみを見つけ出す。

 こんなアホな面があるからこそ、やり過ごせるのだ。両手両足五感使えるもん使って、乗り越えよう。心にヒーロー像を持ちながら、そうやって、笑顔で次の人にリレーをしたら、なんかいいことありそうだね。

 

 

 

主人公の名前が息子と同じで、それでなくとも面白かった「電王」 佐藤健主演

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ママ、ヒーローっす。( ╹▽╹ )