これまた少し前の話で、旬を過ぎてしまったかな?という話なのですが、
当時はこのことによって胃痛・頭痛など具合が悪くなり、書くことも思い出すこともしんどくて出来ませんでした(^_^;)大袈裟か
世の中には本当に過酷な状況で苦労されている方もいらっしゃるのに、こんな小さなことをさらすのは恥ずかしくもありますが、それなりに悩んだには違いないのでちょっと手短に書かせて頂きます。(手短になるかなー)
事の発端は、職場の若所長との、大晦日の電話のやりとりでした。
1月の休みの希望を、遅ればせながらダメもとでお願いしたことから始まりました。
↓ちなみに、それまでもちょっと所長とは燻りがありました。
私は、新聞配達の仕事をし出してから、月一の休刊日以外は、ほぼ休みを取ったことがありません。それが、去年の4月から、人が数名辞めたこともあり、配達前のチラシ入れの作業からして欲しいと言われて、することになったので、今までで一番長時間の勤務となったわけです。
昼間のお弁当屋さんの仕事を6月に辞めたので、その頃から楽にはなったのですが、12月に入ってからの大雪で、連日の雪かきに加え、配達が難航し、また年末年始にほぼ家事休みはなく、(休めばその分お金が出ていくわけで)かなり忙しくなっていました。
気付いた時には、かなり疲労が溜まっていました。そこで所長に打診してみたわけです。
「所長、すみません、もし可能なら、15か16日に一回、25か26日に一回お休みいただけないでしょうか?」
25日あたりは、集金業務も重なるので、特に一日くらい休んでおきたいところです。
「うーん、ちょっと遅かったですね、ずっと社員が2人態勢になっちゃってるので・・・。15、16日ダメですね、25、26日も・・・」
その日でなくてもずれてもいいので、どこか休めませんか?と聞いたところ、
「8日ならまぁ、いいかな。下旬だと28日かな・・・。じゃあ、ここで、決定しましょう。」
「ありがとうございます。急にすみませんでした」
8日は良かったのですが、28日は、先が長いな~と正直がっかりでしたが、休めないよりはましかと思い、カレンダーに〇を付けました。
私の担当地区のうち2つが、私かHさんという社員の人しか出来ない所なので、Hさんが休みを取っていたとしたら、その日私は休めないことになっています。
お葬式でも重なったり、どちらかが急に怪我などしたらどうするんだろう・・・と思いますが、今は人数ギリギリなので仕方ありません。
そして、1月25日のこと。
いつものように2時に出勤すると、社員のHさんが外でバイク調整していて、
「あれ?田中さん、今日休みだって所長から聞いてるけど?」と言うので、
「えっ25日はダメだと言われたので来たんですが」
Hさんは、中に入って所長に確認してきて、
「やっぱり今日休みだそうだよ」Hさんとはつきあいが長いので、つい、
「なんだ、せっかく来たのになー。じゃあ28日は来なきゃいけないんですね」
とちょっと不服そうにしたら、まーそうだねーとHさんも苦笑いして、仕方ないということでそのまま帰りました。
この時点では、私は所長が忙しさのあまり間違ったのかな?と思っています。
現時点では、もう過ぎたことではありますが、第三者としてみても、5分5分、どちらが間違えたのか、本当にわかりません汗
なので、せっかく早起きしたし、今日しか休みがない、ということで、そのまま集金の会計をして、まだ未収の所も、雪や時間指定で遅くなってしまいそうなので、お金を立て替えておいて、その日に事務員さんに提出することにしました。
さて、ちょっと横道にそれますが、私は少し前から、所長と事務員のスガさんの2人が、同じベージュの不織布マスクをしているのに気が付いていました。
特に何とも思いませんでしたが、同じお得な物を買いだめして、会社でシェアしているのかもしれないし、まぁ、仲良しではあるんだろうなくらいに思っていました。嫌いな人はもちろん、普通、白以外で同じマスクしていたら、自分だったら避けるだろうなと思うので。
また所長がスガさんの意見を聞いてやっていることも結構あるようなので、それも何とも思っていませんでしたが、信頼関係が強いんだろうなと。
それは置いておいて、その日の午前中に、事務所を訪ね、スガさん一人でしたが、集金会計をお渡ししました。
スガさんには、集金を始めてからは毎月集計時にお世話になっていて、いろいろ会話もしており信頼もしていました。
この日はスガさんはよそよそしく、一言話しかけてもほんの一言返って来て後だんまりなので、予想はしていたものの、嫌な感じだな、と思いました。
所長からもう話が行っているのか、まぁLINEでやり取りでもしてるんだろうな、くらいに思いました。
どう転んでもアウェーな事務所になっちゃったよ、と思いつつ、
「パートさんの休日をメモしてある物って、ロッカーの張り紙以外にありませんか?」
と聞いてみました。張り紙には、手書き修正もしておらず、私の休みも追加記入されていなかったのです。私が自分で赤ボールペンで書こうかな、と思ったりもしましたが、出過ぎた真似かなと思ってそのままにしていたのです。すると
「ないです」と一言。私も「わかりました」と言って帰りました。
その足でドラッグストアに寄ろうと、車を駐車場に停めたところ、携帯が鳴りました。
所長からです。午後の出社時間なのでしょう。
「もしもし、田中さん、俺になにか言いたいことあるんですか?
なんかバカにしてます?若いからって」すごい剣幕です。
「25日休みなのは、絶対俺間違ってないですから。絶対に」
「ちょっと所長、私の話も聞いて下さい」「いや、絶対違いますから!」
5回ほどこれを繰り返したでしょうか。
やっとちょっとの隙間が出来たので、必死で言いました。
「大晦日にお電話しましたよね、私は15,16あたり、それから25、26あたりの2回休みたいと言いました、そしたらどちらもダメだと。それで15は8日に、25は28日なら良い、と言われてその場でカレンダーに書き込みました。25は休みたかったので本心はがっかりしていたんです」
「いや、俺だって、25日と言って、メモしましたよ。その後、社員のKさんが来たので、そう伝えていますし」
それから、所長は、元旦号で私がミスした際に誰もフォローもせず、配達員さんに文句を言われっぱなしだったので、こういう職場はやる気をなくします、と言ったことにも言及し、
「あのまま気づかず配達していたら大事になっていたはず。やる気がなくなった、だ?逆にやる気出してもらわなきゃなんないんですけど!」
は? やる気なかったらこの配達できないと思うけど。社員は配達部数が少ないし、私の誰もやりたがらない地区を知らないからね。
何と言おうか考えて黙っていると、そばにスガさんとか、他の社員さんもいるのか、「だめだこりゃ」を他の人に連発しています。
事務所総出でとは言わないけど、事務員、社員で私のことを共有して言ってるわけです。
所長のことをバカにしてることついて、まず言いました。
「それは所長の思っているのとは違います。所長は前任と違って、率先して作業してくれるし、皆にコンタクトを取ってくれるので皆喜んで協力体制です。私も同じです」
「ただ、私が不配のミスをした際に、すみませんと言ってもスルーして、ずっと叱られていたと思います。所長が就任してから、2度ほどありました。
その時は、男性配達員には、こんな風にしつこく言わないだろうな、とは思いました」
私も決死の覚悟で言います。
「俺が一体なんて言ったんですか?俺はそんな差別しませんよ!」どうやら本当にそう思っているらしいので、
「私だって、本来気にしない方ですし、一度は流したことなので、一字一句覚えていないですよ。でも他の配達員さんにはこんなに言わないだろうと。」
「私はリップサービスのつもりで何か話していても、他の方には軽いやつだと思われるらしいんです。元旦号の時も、Tさんとは普段冗談ばかり言ってて、仲が悪くはないですが、気安くののしられもしたのだと、逆に反省しています」
本当に仲良くなりすぎると、調子にのって上からになる人の多いことと思った。
そういう人には金輪際、愛想よくなんかするか、くらいに思う。
「それに、私今回のことは、所長になにも言うつもりもなかったんですよ。28日も黙って来るつもりでしたし。。
誰かに何か言われたんですか?田中が何か言ったとか。悪く言うの。
誰なんですか?そういうこと焚きつけるの」
「え、それは・・。言えません」
でしょうね。
「社員内ではこういうことを共有しているのでしょうけど、私は、仲のいいパートさんにも、誰にも言ってないんですよ。所長のことも何も悪く言ったことないです。迷惑がかかりますから。私は直接相手に言います。
やっぱりこうして話をするとか、皆さん双方の話を聞いてから判断して欲しいです」
さて、余計なことに思えることでも、人を知る上では大事なエピソードの数々である。他にも、いろいろ、話をした。
何が良かったのか、所長もかなり落ち着かれて、普段のしゃべり方になって来て、
この営業所に来たばかりの頃のような、さわやかな感じになっていた。所長も、周りの従業員がどう思っているのか、悩んだこともあったのだろうと思う。
この後、所長から、今度からはちゃんと確認してから休みを確定して下さること、ミスした際に言い過ぎたこともあったのなら気をつけて下さること、など言って下さいました。
途中まで、冤罪を被せられる、ではないですけど、本当に社員さんたちに悪い奴とレッテルを貼られる覚悟で、声が震えてしまいました。多勢に無勢、怖いです。でも、何人でかかられようと、自分はそっちの立場にはなりたくありません。
正直言って、所長が、芯は良い人でよかった、とほっとしています。そうではなくて、地獄を見る可能性も多々あるわけですから。
たぶん今回、事務員の方が何かチクったのでしょうが(チクられるようなことを事務員に言ってもいませんが)、所長が激高して電話をくれたので、かえって私も言いたいことをだいぶ言えて、お互い思っていたことが分かりました。
また、所長が折れてくれたところもあり、それは恩を感じました。人に年齢などは関係なく。今後は今まで以上に協力体制できるかと思います。それからこまめな報連相も心掛けたいと思います。
やっぱり長ーくなってしまいました。
貴重なお時間すみませんでした。自分でも長すぎて、、このまま投稿します。
では、これにて。ガックリ(^_^;)
ありがとうございました。
体にお気をつけて下さい!!
↓所長が一緒にバイクの鍵を探してくれたこともありました。そういうのも頭のどこかに残っていたと思います。