鰻とたけのこ
私の両親には、毎年まとめて６月にさくらんぼを贈らせてもらっている。
夏にはシャインマスカットなどのぶどう、秋にはラフランスを、少しではあるが送るので、それ以外にプレゼントする余裕もないので(^_^;)勘弁してもらっている。
義父母となると、そうはいかない、ということで、母の日・父の日、毎年遅れることなく頑張って買い物に行き、見定めて贈って来た。主人は「あなたが選んだ方が喜ぶから～」と、適当なことを言って私まかせを決めこんでいる。(￣▽￣;)
ずっと服やバッグ、身に着けるものなどを選んで来たが、数年前から、母の日も、父の日も、美味しい食べ物を贈るようになった。もう、物はいろいろ贈り尽くした? し、またバッグ？帽子？お財布？なんてなる前に、好物に切り替えたのである。
義母には、糖尿病が発覚してからは、甘い物を選べなくなり、魚屋さんの美味しいお寿司やお刺身が多くなった。義父はお肉好きということで、牛肉だったり、確か去年は焼き肉とうなぎのセット弁当を結婚式場で注文して贈った覚えがある。
さて、今年の母の日は、GW最終日だったろうか、子供の日の３日後くらいだった。
長男が帰ってきていて、食事作りに気合いが入り、最後の方はちょっと私に疲れが出て来ていたので、少しプレゼントは遅れるけれども、待っていてもらおうと、そんなこんなでだいぶ遅れてしまった。
いろいろ考えて、義母も義父も喜びそうな、やはり国産うなぎあたりがいいかなぁ、と思い、一昨日やっと買って来た。今、甥っ子も一緒に住んでいるため、３人分。
また、中国産より締まっていて、小ぶりなので、値段の割にかさがなく、ちょっと華がなく、う～ん、箱にわざわざ入れることもないだろうし…。ということで、フラフラと農協の販売所に行ってみたところ、たけのこが沢山あったので、贈り物としては手ごろなお値段、ぬかと一緒に１本買って帰りました。
久しぶりのたけのこのあく抜きで、念のため検索してやり方を確認。鷹の爪がなかったので入れなかったけど、大丈夫だったかな？落し蓋がないので、ガラスの耐熱皿をのせて１時間ほどゆでました。（ぬかの色で、あまりきれいな写真が撮れなかったので、載せずにおきます）
そういえば、検索した際に、違うあく抜きのやり方も投稿されており、
①大根を皮付きのままおろし、その汁と水１：１にして、その１％の塩を加え、そこに剝いたたけのこを30分～１時間つけておく。
②たけのこをすすいで、沸騰したお湯で１～２分ゆでる。
大根の酵素がたけのこのえぐみを消すのだそうで、このやり方だとガス代なりが節約できそうですが。今度やってみたいです。
義母はこの冬に雪による転倒で右手を骨折、それから帯状疱疹にもかかり、人生で初めてくらいに寝込んだそうです。春になり、やっと良くなったそうですが、台所など、義父がすべてやってくれていました。ありがたいことです。
コロナ禍だったり、私も冬は仕事疲れでなかなか力になれませんでしたが、義父や甥っ子がいたので、安心でした。
義母は、たいてい、プレゼントがなんであれ、喜んでくれます。義父も、喜んではくれますが、本当に喜んでもらいたいので、子供が生まれる前に、一度たけのこを贈って義父が珍しく喜んでくれたので、たけのこを迷わず選びました。
あとうなぎでも、国産は喜んでくれたと思います。私がお弁当屋に勤めていた頃は、中国産のうなぎ弁当をノルマで買って、贈ったりしたのですが。
義母と義父のことを、私はけっこう尊敬していて、この父母がいるから、結婚生活が続いていると言っても過言ではないくらいです。元は農家で勤勉な所、人柄もすばらしいです。
義父母と仲がいいばかりではありませんでしたけれども、若いがゆえの至らなさを、許してくれていたと思います。同居したことはなく、お互いに干渉されたくないと思っていたと思います。
おかげで私は離れている間、いろんなことが自由に出来て、少しずつ自分のペースで成長でき、持病が完治してからは、鬱状態も次第に良くなり、人間関係が楽しいものになり、もちろん義父母との関係も良くなりました。
たまに遊びに行き、仏壇に手を合わせ、楽しく会話して帰ります。
基本、私は一人の時間が好きです。子供と一緒にいたりも楽しいですが、まず、私はあまり体力がなくて、瞬発力ちょっぴりある程度なので、生活が少し大変。余裕があるわけでもないので、よく終わらない家事をしたり、疲れた体を引きずりながらの作業中、誰もいなければ、ため息ついたり、疲れた～と独り言も言えるのですが、誰かいたら気を使ってそんなことも言えません。
人がいれば、機嫌よくしていたいので、その分一人の休息の時間が私は必要です。
そんなことも含め、いろいろと認めてもらい、助けていただいた義母父には感謝したいと思います。
けっこう、皮を剝くとたけのこ、小さくなりますよね(・。・;次は二本以上で作りたい。山形のセロリ、出荷最盛期です!
◎今回の記事ですが、読む方の状況によっては、大変配慮のない内容でした。ご両親が不在であったり闘病中などの方も少なくないと思います。大変申し訳ございませんでした。
