雨 ときどき晴れ☀

~鬱と発達障害とつきあう日々~

リアルな夢

 

 私が、私の方から、「友達で」と望んだのだ。

 そのはずだったのにあれ、なんで・・汗

 

 昨日、牧場で偶然(ではないか・・)会ったせいか、男友達が珍しく夢に出て来た。

 というか、私は、ルート配達の仕事をしている夢を見ていた。

 極度の方向音痴の私は、自信がないせいか、案の定夢の中でも迷子になった。夜も更けて来て、焦る気持ちを抑えつつ、地図を見ながら知っている道に出ようとする。

 そのうち、方向が全く分からなくなり、なぜか富士山の樹海レベルの深い森の中に入ってしまった。(実際入ったことがないので、どういうところなのかもわからないが・・)

 どれだけ走っても、森の中から出られる様子はない。目印もなく、ぐるぐる同じところを回っている気もする。そのうち、ガソリンも底をついてきた。霧も立ち込めている。いったん、停止した。怖いので、ライトはつけたまま。真っ暗なので、怖くて外に出ることも出来ない。

 何で私が、こんな目に・・。 方向の感覚の弱さが、怖さを倍増させる。

 情けなく、心細くなってきた。いろんな恥を忍んで、頑張って今まで生きて来たのに、最悪このまま、死んでしまうのかな? 

 いや、朝になれば、なんとかなるさ!とりあえず寝よう。

 

 ・・・その時、一台の車が、走ってきて、近くに停まった。私は、思わず車を降りて、走り寄った。この際、乗ってるのが凶悪犯であろうが、クマであろうが、どうせ死ぬなら何でもいい! ーーすみません、すみません、助けてください!

 すると、乗っていたのは、男友達であった。 〇〇君!!

 降りて来た友達に、思わず抱きついた。友達も、ぎゅっと抱きしめてくれた。

 ーー助けに来てくれたの?  ・・まーね。

 ーーありがとう、〇〇君。捜したでしょ?  ・・いいって。

 なぜか、安心感と心地よさで、いつまでも、抱き合っていた。いい加減、離れようとしたその時、男友達が・・いい?と言って返事も聞かず顔を近づけてきた。びっくりしたが、そのまま、されるがままだった。それから、彼はゆっくり私の方を見た。

 ・・いい?

 ーー。。。今日だけだよ。

 

 それから、彼は私の制服を半分脱がせて、激しく胸に口づけた。そして体を重ねるのがすごく素早く、情熱的だった。

 最初で最後だと思い、人の気配のない霧の中で、思わず声を出してしまった。〇〇君と何度も呼ぶたびに、彼はせつない目でこちらを見た。いつもはおしゃべりな彼が、ずっと黙って一生懸命だった。私がかすかに笑いかけると、彼も、思い出したように笑った。

 

 覚えているのは、ここまでである。夢から覚めたあと、正直気持ちよくて、ずっとぼんやり彼のことを考えていた。

 今度会ったら意識してしまうだろうか。一人で。

 どうしよう。

 その時になってみないと、わからないが。

 ラインで、この夢のことを教えたら、彼はどんな反応をするだろうか。

 気になるが、リアルすぎるので、教えないでおこう。

 

 

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