雨 ときどき晴れ☀

~鬱と発達障害とつきあう日々~

やばい人②

 

 精神年齢小学生~中学生なのを認める。

 女子ならもう少し大人びているかもしれないから、

 男子なのかもしれない。(男子の方失礼)

 

 のきなみ36,7℃の毎日から、今日は27℃予想と、なんとも涼しい日となった。

 少々小雨だが、車の窓をすきま程度に開ければ、天然クーラー状態。

 神様のいたずらか、気まぐれか、こんな日に恵まれて

 なんてありがたいんだ。

 

 しかし、聞いてみると、同僚の多くは、「窓を閉めてエアコンをかけた」そうである。

 えー、21℃とかだったのに?と聞くと、

 「湿気が気持ち悪いから、かけたよ」とか・・

 あー、湿気・・なるほどね・・・。

 一応その場では、納得してみせたけど、

 それって、自分の不快指数を解消するのはわかるんだけど・・

 今どき、省エネのエアコンなのはわかるんだけど・・

 大丈夫なの、みんながみんな、当たり前のように。

 

 もういい歳だというのに、

 「人に押し付けられないことがわかっていて」

 今さら地球温暖化は止められないとはいえ。 

 そういう私が、間違ってるのだろうか。

 

 

 

 新聞店の、ほぼ同年代だが年下の上司、Hさんに今月初め、新しい配達担当区域のトレーニングをしてもらっていた時のこと。

 一緒に営業所に帰って来ると、店の入り口のガラス扉にバッタが止まっていた。

 よく見るバッタとはちょっと違う、細身で緑色が濃く、ショウリョウバッタのもっとすっとしたような、格好いいやつである。

 思わず、「あっ、バッタだ」と言って、つかまえたかどうだったっけ。

 触ったくらいだったかもしれない。

「うわ、田中さん、虫じゃないですか」とHさん。

「虫っていってもゴキブリとかと違うんですよ、こういうのとか、カマキリとか、レアじゃないですか。触っとこうかなって思って」

 自分で言ってて、おかしいとは思った。しかし、わかる人には伝わるだろう。

 美しい生き物とか。

 

 それから、バイクに乗っていて、赤信号にて。・・・・・

「Hさん、気持ちいいですね」

 ちょっと意外そうな、けげんそうな視線を感じながら

「風が・・」

 結局、大変でもバイクが好きなのだ。そういう、アホな自分を認める。

 

 ガソリンスタンドで、いつもの湖野美(このみ)ちゃんというかわいい女性が

 満タンに入れてくれた。

「暑くても、雨の日でもバイク大変ですね」

「う~ん、でも単純に、気持ちいいんですよね、乗ってると」

 飽きもせず、気持ちよくのる自分に呆れる。

 

 

 

 この夏は、きゅうりを珍しくたくさん消費した。

 漬物の塩加減が下手で、いつもは、あまり食べなかったのだが、

 今年はなぜか毎回上手くいき、

 特に私は「山形のだし」感覚で、ごはんにかけ、納豆と一緒に混ぜていただいた。

 

 なんだろう、塩のミネラルと、きゅうりのミネラルと、漬物独特の発酵などもあるのだろうか、

 とても複雑でなんとも言えない美味しさ。

 毎回納豆きゅうりご飯でもいいなと思うほどだった。

 

 この程度のことで感動することに、冷静に単純細胞でよかったと感じる。

 この程度のことは、日常生活のそこここに溢れているのだから。

 

 苦しみがなかったとは言えない。

 ある種のそれを味わうことは、決して不幸ではないとトータルで言える。

 健康さえあれば、なんとかなるものだ、とは、先輩からの言葉。



 最近思うのは、苦しみの解決も大事だけど、解決に至るまで、たとえ至らなくても寄りそう何かが大事だと。


 1人で苦しむこともあっていい、

 でも誰かと一緒も大事だ、後のために。

 

 心開くまでいかないまでも、誰かが入れるくらいの隙間は作ってみよう。


 年取って、わかったのは、そんなとこ。


 

 

 

 夕飯は、長男いわく「とんかつより好きだ!」

という、鶏もも肉のチキンカツ。

 少々塩を強めに、ソースなしで。キツネ色に。

 最近話題になったポテトサラダは気が向いたので作った。

 気が向いたので、コーヒー用ミルクを少し入れてみた。マイルド。

 

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 明日は、ハッシュドビーフの予定。

 生姜焼きもいいな〜

 

 

 

男子高校生たち

 

 月末は、新聞の集金がある。

 私は2~3日で終われるくらいの少ない件数の担当で、締め切り日までには余裕で終了するはずなのだが、ここのところ猛暑続きで、涼しくなるのを日一日待っていたら、一向に気温が下がる気配がなく、まぁ、あいかわらずのギリギリ提出になってしまった。(^_^;)

 一昨日のこと、ご帰宅の遅い顧客の時間に合わせて、また少しでも日が陰ってからということで、夕方からバイクを借りて集金を始めた。

 時間も時間とあって、ご年配の方のお宅では、お風呂上りの下着姿や半裸の御主人、御婦人方に多く遭遇した。

「まぁ~こんな格好でごめんなさいね」

と言いつつ、下着の胸元をグイグイと伸ばす御婦人。

あの~奥さん(おばあちゃん)、ほとんど胸見えてますけど・・・( ̄▽ ̄;)

 まぁ、こちらもバイクに乗るような格好ではないですけど・・

 暑くて、フレンチスリーブぐらいの半袖ブラウスに膝下パンツですよ。

 ケガより日焼けが気になります。

 汗で髪型もへったくれもないので、ヘルメットのまま、「すみませんが失礼します」

「この暑いのにバイクも大変でしょう」

と、冷たいペットボトルのお茶を下さったり。

 お互いに、体調をねぎらい、お礼を言ってお宅を後にする。

 

 半数くらい終了したところで、7時を過ぎたので、そろそろ訪問終了。

 営業所に戻る前に、近くのドラッグストアでお手洗い・軽く買い物をする。

 店の前では、高校生をたくさん寄り道でか、見かけた。

 端の端っこに、バイクを静かに止める。

 はぁ、今日も朝から晩までがんばった。店の中の涼しさにうっとりする。

 牛乳やお買い得の炭酸飲料を少々買って店を出ると、バイクの周りに男子高校生が7~8人いる。近づくと、彼らの自転車もバイクの側に停めてあり、そのうちの1台は、明らかにバイクにくっついているわけで。

 わざわざ端っこに停めたのに・・露骨に近くない?と一瞬立ち止まったが、彼らは知らんぷり。

 もしかして、集金とわかっていて、オヤジ狩り?

 あわてて肩掛けポーチのお金を押さえ、自転車に触らぬよう、だまってそっと後ろの箱に荷物を入れる。

 男子高校生の一人が、「○○、自転車じゃまになってるぞ」

と言ったのが聞こえたが、素早く隙間からするっと出す。よかった。

 エンジンかければこっちのもの。

 こちらも何もなかったかのように、走り出す。

 同じ高校生の息子たちがいるというのに、なめられとるな。

 

 

 思い出した。

 その長男、次男がまだ小さかった頃、大きな公園で遊んでいたら、やはり高校生に囲まれたことがあった。

 囲まれたというよりは、通せんぼされたのか。水辺でシャボン玉でしこたま遊び、さて遊具をぐるぐる駆け登り、大型滑り台に乗ろうとしていたら、カーブの向こうから高校生らしき子たちがバタバタ降りてきて、そのうちの一人はバスケットボールをドリブルしていた。

 そう、公園はみんなのものだから、高校生が使っても全然構わないわけであって・・

 しかしこちらは当時鉄砲玉長男と、かたやよちよち次男と手をつないで、通れずポカンと立ち止まってしまった。

 そういえば今日は学校休みなのかな、昼間なのに大きい子いっぱいいたっけ・・汗

 方向転換するにも、息子連れでは難儀である。

 3人フリーズしていると、ボールの子が笑顔で「こんにちは」というので、

「あ、こんにちは・・」

 と言うと、やっとよけてくれた。

 

 一部はいたずらっ子というか、茶目っ気あり、というべきか。

 何されるやら緊張しましたが、悪気があるわけではなさそうな。

 

 

 さて、そんな息子たちも、早いもので高校生。

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 母は、夜中1時半に起き、2時間半みっちり走り回り、帰ると洗濯、料理、弁当作り、

 今の時期は、麦茶や氷作りにも時間を取られ、シャワーを浴び、ご飯もそこそこに、

 忙しさにべそかきながら、一番最後に次の仕事に出ていく。

 今日のように集金にのこのこ出かけることもあり、帰ると夕飯の支度。

 

 子供たちが、背中を見て一生懸命やってくれればいいと思う。

 ただ、「奥さんが家事も仕事もやればよい」と思われたら困るけども。

 

 今のところ、1日も休みはないが、これで美味しいものが食べられたり、子供が学校に行けるのであれば、お安い御用である。

 体や頭がまだ働くことに感謝して。

 

 

 

 

ヤバい人①

 

 今は落ち着いて来たので、どうでもよくなりつつあるのだが、5月にお弁当の配達ルートが変わり、大きな病院の担当になりたてだった頃は、それまでとは勝手が違い、悩みに悩んだ。

 それまでとの大きな違いは、同業者が他に2社入り、その日のメニューによって部署毎に注文数が違う、ということ。これはなかなかシビアである。

 前にその病院担当だった女性は、1名のコロナ重症患者が入院したため、感染の危険があるということで、御主人の反対を理由に、会社を急に辞めてしまったのだが、なかなか人当たりのいい、感じの良い人だった。

 その方が辞めた時、「田中さん、その病院担当引き受けてみる?」と言われたのだが、ずっと建物の中で、看護師さんはじめ気を遣うことが多いと思い、「今までのルートが慣れていて良いです」とやんわり断っていたのだ。

 さくらんぼの季節にはさくらんぼ農家からの注文が殺到し、長期の休みには学童の注文が10件ほど増え、大変だけれど、青空の下走る田舎のルートがいいと思っていた。

 しかし、4月にそのルートで居眠り運転、事故を起こしてしまったこと、つなぎのために病院に配達に行った人が、いまひとつ愛想がないと評判が悪かったことなどから、行かされることになった。クビにならなかっただけ良いとして、気が進まないながらも、人込みの中に配達に行くようになった。

 

 他社のメニューや注文数を横目で見ながら配達していると、最近うちのお弁当が他2社に押されていることに嫌でも気が付いた。

 うちはどちらかというと老舗であり、本社から送られて来るメニューを採用することがほとんどで、あまり変わったもの、挑戦的なメニューはない。よって同じ様なもののローテーションが多い。

 他2社は、自由にメニューを開発している感じがあり、タイ料理のナントカ、沖縄料理のナントカ、など目新しいものも頻繁にあり、メインが2種類あったり、量もボリューミーだったりして、私もこっちのお弁当の方が食べたいな、と思うようなことが多かった。

 私は以前洋食店に勤めていたこともあり、お客様の満足度をいつも気にしていたから、余計にそういうところは気になり、

 最初から「これは、今日はメニューで負けたな」とガッカリしながら配達することも出てきたので、ここはここで大変だな、と思った。

 うちにはうちの良さがあり、美味しいとは思うのだが、少しマンネリ気味、お客様は同じ値段なら、ぱっと見て「食べたい」方、そして少しでもお得感の感じられる方を選ぶのは当然なのだ。

 

 何が功を奏するかわからないが、配達者は配達だけすればよい、ではなく、少しずつ事務所で栄養士さんと話をする機会があれば、メニューのことも話すようにし始めている。今のところ、この間のチャプチェを試食したら美味しかったとか、私も真似して作ってみましたとか。あのメニュー人気ありましたとか。

 厨房の調理師さんとも、料理の話をすることがあまりなかったけれども、「誰々さんが何系の味付けをしている」と聞けば、世間話がてら、ちょこちょこ話かけるようになった。

 

 それから、毎日、他社のメニューもメモして、自分のバインダーに挟んでおくようにした。こうすると、誰の目にもつき、参考になる。

 

 この業界は、値段が安く、それだけでも充分サービスになっているという自負があるのではないかな、と思うことがよくあった。

 なので、もう少しお客様の目にふれるところで、「ありがとうございます」の感謝の言葉を増やしたり、毎日同じような味噌汁をつけるのではなく、たまには変化をつけるとか、やれることはあるのではないかと思った。

 

 それから、万が一の異物混入の際、以前から謝罪の仕方がどうも足りない気がしていた。

 これは顧客を失う大きな理由の一つであり、責任者が出向いて謝ってもおかしくない。電話一本で謝り、その代金を返却さえすればいいとは思えない。お客様は、不快なダメージを受けた上、一食満足に食べられず、補食のために貴重な休憩時間を失ったかもしれないのだ。後々の仕事にも響くだろう。

 会社の指示がなくとも、これはそう感じたのなら、自分で動くべきだろうな。

 ちょっとした粗品と、謝罪のメモ、次回の食券も1枚くらいしのばせて、頭を下げて謝らなければ。

 

 それから、担当者が変わったという名義で、何かキャンペーンのようなものをしようと考えた。

 担当者が変わると、それまで義理もあって注文下さっていた方が、「これを機に〇〇ランチさんに変えてみようかな」と思うこともあるかもしれない。

 新しい担当者と親しくなる前に、変えるなら今かなと。

 普通に配達だけしていたら、私自身にも勝ち目はなく、これは営業マンとしてのやる気を見せなければならない。

 

 たかがランチ、されどランチ、意外に皆さん、食事を楽しみにしていらっしゃる。そりゃそうか。

 ある看護師さんも「ここでは、食べることだけが楽しみでねー」とおっしゃっていた。

 なので、時々お弁当におまけのコーヒーポーションをつけたり、いろいろ自分の采配でやってみることにした。

 七夕には、川柳を作って、面白おかしくカードを添えたり。

 こういうのは、すべっちゃダメで、自信がないならやらない方がいい。

 

 こんなことをしていたら、少しずつ顔を覚えてもらえ、

「○○さん、最近サービスいいんじゃないですか?大丈夫ですか?」

「あのスープ美味しかったですね」

などと声をかけてくださる方もいたり、

「キャンペーン期間ということで、会社から予算が少しもらえたんです」

ということにして・・😉

 

 

 それから、こんな懸賞ものの企画とか。

 

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 このころ、「どうも田中が○○病院で勝手にキャンペーンらしきものをやっている」

と会社の耳に入ったようで。

 まぁ、ちょっと注意されました。

 担当者が変わった時に、そういうサービスが無くなった時に、苦情が来たら困るから、ということもありますし。

 それは、みんな承知の上ですが。

 上司との関係が悪くなかったので、そんなにきつくは言われなかったですけど、

「うーん、やめたほうがいい。」

とはっきりキッパリ言われました。

「そんなこと、今までもした人いないし、まして自腹でなんて」

 それも想定内だったので、短期間でもやることが目的だったわけで。

 でもそこは、

「もし、評判がよければ、こんなことしています、とご相談するつもりだったのですが・・・」

と、前置きした上で、 

「では、もう告知してしまった分だけ、やったら終了しますので、それだけ許していただけませんか?」

 それは何とかOKをいただき、7月いっぱいのキャンペーンということにしたわけです。

 

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 後々わかったことですが、栄養士さんのお母様が、その病院で働いてらっしゃったとのことで、ありゃー、そりゃ筒抜けだわ、と苦笑いものでした。

 

 まぁ、今も、仲良くなったお客様には、たまーに内緒でサービスすることもありますが。そのくらいはいいんじゃないですか笑

 怒られたらやめればいいんですから。

 人生は短いですよ😌

 

 

そこここに暑中見舞い

 

 よく、飴玉を常備していて、出会った人にホイホイあげる「大阪のおばちゃん」なる方の話を聞くのだが、本当かどうかは別として、自分にもその要素が多分にあることを自覚している。

 それなりの値段のするものなら、美味しいものはたくさんあるが、手ごろでホイホイ人にあげられるもので、「あら!美味しいじゃない」と一瞬喜んでいただけるものを見つけると、嬉しくなり購入、人様に押し付ける差し上げる、ということをよくやっている。

 特に見返りを求めているわけでもなく、なんだろうなぁ~、一緒に「美味しい」とかその食べ物に関する話題を共感したいのだろうか?自分でもよくわからない。

 

 今日は、新聞販売所キッコーマンさんの豆乳を差し入れしましたよ。

 豆乳がダメな方のために、+野菜ジュース、+炭酸飲料少々。

 我が家では、ふだん安い低脂肪の牛乳を常飲していたのですが、昨年、長男の豆乳好きが発覚してから、たまに豆乳を買ってみるようになり、ふと買ってみた「マカダミアナッツ味」に私がはまったことから、いろんな種類を試すようになったのです。

 今は、飽きのこないプレーンな「調整豆乳」か「アーモンド」意外に糖質の低い「黒ごま」がお気に入りです。たま~に「メロン」も爽やかで飲みます。 

 

 商品の拡大写真を表示:キッコーマン  黒ごま

 他には、いちご、コーヒー、抹茶、バナナ🍌

 スポ少で活躍したクーラーバッグに氷や保冷剤と一緒に入れてキンキンに冷やします。

 若い方にはメロンが人気で、年配の方たちは、やっぱりカロリーや脂肪などチェックされて、貰っていかれましたね。

 配達後の、ほてった体には喜ばれたかなと思います。

 

 

 

豆ふるる 黒糖くろまめ

 

 こちらも、お安くてさっぱりとした甘さ控えめのデザート。

 これも他に「抹茶」「ミルク」があります。お勧めです。

 

 

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 お隣さんがお引越しの時は、ストックを差し上げました。

 

 

 先日、久しぶりに布マスクのリクエストがあったため、作って差し上げたら、お礼に葡萄をもらいました。

 

 

 話はちょっと変わるのですが、

 今朝、主人が遅い朝食を「自分でラーメンを作って食べる」というので、昨日の残りの「麻婆豆腐もあるからどうぞ」と言った。

 麻婆豆腐は、3人分くらいあり、子供2人分はゆうに残る=子供の一食分は、作らなくていい、とふんでいた。

 テーブルには、子供たちに、「麻婆豆腐とご飯チンして食べて」とメモ書きを置いていた。

 私はシャワーを浴び、出かけようとしたところ、ふと鍋を見ると、麻婆豆腐がほとんどなくなっている。

 ジャーをのぞくと、白ごはんも、ほとんど残っていない。

 ラーメンを作るのをやめ、麻婆豆腐で大盛り食べて出かけたらしい。

 

 私は、だまってお米をとぎ、ほっけを焼き始めた。焼き魚だから味噌汁もついでに作った。

 せめて、そんなに食べたのなら、「ご飯、もうなくなりそうだよ」とか、一言あってもいいと思うが、次に食べる人、ましてや作る人のことなど、考えられないのだろうし。

 人に「死ね」と思うのも面倒なので、自分が早く死んだろ、と冷静に思う。

 

 そう、そう思うことは、日常生きていれば、常にある。

 人に怒るのも疲れるし、言って何が直るわけじゃないし。

 それは、事の大きさとか、関係ない、

 その時は、本気でそう思うものだ。

 だから、死を選ぶ人の気持ちがわからない、なんていう人の気持ちがわからない。

 

 出かける予定は狂ったが、作りたてのじゃがいもとモロヘイヤの味噌汁を口に運ぶ。

 熱々なので、扇風機を強くして、

 夏なので、少し濃い目のみその香りと、モロヘイヤのとろみ。

 じゃがいもはメークインだが、少し煮くずれ加減でおいしい。

 炊きたてのご飯も、絹の冷ややっこも美味しい。

 健康で美味しいと感じることに幸せを感じる。

 そう、人がどうではなく、自分自身が感じる幸せを考えることだ。

 

 

 新聞配達は、8月から60部増えた。

 全部で180部、ベテランさんがするような部数になってしまった。

 教えてくれた社員さんが親切で、大変だけど、がんばろうと思う。

 来年は夫の扶養を外れないといけないかもしれない。

 そんなの知ったこっちゃない。

 

 目の前のことを一生懸命するだけ、

 仕事仲間に恵まれ、そういう出会いがいやな出来事を上回る。

 自分もいい仲間になり、周りの人を少しでも生きやすくできればいい。

 プラスのスパイラルを増やすことが、世の中を明るくする方法だ。

 結果はどうあれ、そういうふうに生きて散ればいい。

 難しいのか?

 簡単でしょ。

 

 

お好きなように

 

 あっちゃんの体は、仕事柄か、適度に筋肉がついて、見とれるくらいきれいだった。

 あまり背が高くないのも、好きだった。

 私に身をまかせて、気持ちいいのか、時々低く声をあげる。

 大事に、優しくむき出して、先の方から舐めていく。

 ちょっとずつ、少しずつ刺激する。

 あっちゃんは、はちきれそうになり、

 その先端を素早く銜え、軽く数回上下する。

 

 角度を変えながら、繰り返ししていると、腰が微かに揺れてくる。

 

 もうそろそろいいかな・・?

 ・・ぱくっ。

 根元まで深く口で包む。

 あっちゃんのため息。

 何度か深呼吸したのち、少しずつ動かして、だんだんリズミカルに、丁寧にピストンする。

 あっちゃんが満足するまで。

 

 

 

 あっちゃんが、あんまり一生懸命汗を流しながら激しくするので、心配になって

「ね、ね、大丈夫?」と聞くと

「大丈夫だよ」と答えて、胸を揉み片方ずつ吸ってくれた。

 

 体の真ん中の一部には、あっちゃんのあったかくて硬いものが、いっぱいに差し込まれている。

「あ、あっちゃん・・もう・・」

「ん?」

「あ・・」

「しーちゃん、出るよ」

「・・はい」

 

 

 

 「あいしてる」とずっと前にあっちゃんに書いてもらったメモ紙を、いつも大事に持っている。

 新聞配達の雨の時に何度も濡れて、にじんでしまったので、

 「これ、もう効力ない?」

 と聞いたら、

 「好きに考えて」

 と笑って言われた。

 

 「いつまでおつきあいするの?」

 と聞くと、

 「いつまでがいい?」

 と言う。

 

 きっといつかは思い出に。

 同じお別れが来るなら、

 いい思い出のままに、誰にも知られずに。

 

 

 

 

さよなら、愛しい仲間

 

 お弁当と給食を配達している私の職場で、フルタイムのパートの女性が3日前に亡くなった。

 急性白血病。我慢強い人で、調子が悪くても前の日まで出勤していたとのこと。

 あまりの倦怠感に病院に行き、その頃には手遅れだったという。

 

 皆急な出来事に信じられず、ショックを受けたのは言うまでもない。

 私も、金曜日に彼女と結構話をしていて、いつもと変わらぬ様子に、「またあの話聞いてもらおう」と次に会社内で会うのを楽しみにしていたところだった。

 

 彼女は私より5歳ほど年上で、正社員と間違うほどタフに働き、いつも元気でせっせと動いている人だった。

 私が入社した当時は、周りの人から「少しのことにも細かい」とか「あの人に何か言われた」とかいう噂話もあり、あまり関わらない方がいいかな、と思った時もあったが、1年前くらいから話をするようになって、とても真っすぐで気持ちのいい人だ、と思うようになった。

 

 できの悪い後輩の私に、配達ルートが近かったせいもあり、いろいろアドバイスしてくれただけでなく、ちょっとしたプライベートな会話でも、いろいろ教えて下さったり、仕事をしていて嬉しかったこと、できたことを報告すると、ちょっとしたことでも喜んでくれて、励まして下さった。

 

 私と同じく、息子さんが2人いて、通じるものがあり、よい男の子の親であったのではと想像する。

 よく、淡いピンク色の可愛いバッグを持っていて、息子さんからのプレゼントだったと聞き、ほっこりしたものである。

 

 彼女が配達に乗っていた車は開け放たれ、運転席には花束が置かれた。

 まぎれもなく、好きな先輩であった。

 まだいなくなったとは信じ難く、無念だったと思う。

 今まで忙しかった分、ゆっくり休んで下さい。

 

 

 

 

 

 

 話は脱線するが(したくないけれども)

 このように、人はいつ何があって亡くなるかはわからない。

 しかし、今世界中で猛威をふるっているコロナに対して憂えること、しすぎと思えるほど対策をたてることが、そんなにバカにされることなのであろうか?

 「猛威をふるっている」とは、人がバタバタ死ぬ意味ばかりではない、感染拡大している地で、効果的な対策がなされていないこと、入院先や隔離先が決まらず待たされる人がいること、家族に感染し辛い思いをさせていること、医療従事者の方々が疲弊していること、経済的危機をもたらしていることである。そしてこれが地方に飛び火すれば、大都市ほど整っていない医療をはじめ、どんな悲惨なことになるか。地方もがんばって、必死で食い止めているんですよ。このようなことが現に大問題になっているのに、

 

 それを、日頃から死についてよく考え至っていないからだと。死に至ることは、コロナ以外にもあちこちにひそんでいるのだから、と。

 現にコロナが問題になってるんだから、目の前の問題に憂えるのは当たり前でしょうよ!

 自分の浅い経験と狭い考えだけの中で、人をバカにするんじゃない。

 

 この手の話題は、極力我慢か無視しているんだけど…

 

 何度も言っているけど、人には、自分の考えの及ばない人生があるんですよ。

 人の気持ちや行動に共感できないこと、そうなる理由に考えが及ばないこと、想像力がないこと、事情があるのではないかと仮説を立てることもできないこと。

 謙虚に話を聞いてみよう、寄り添ってみようという気がないこと、

 

 絶対、政治家や医者になってほしくないタイプですねヽ(`Д´)ノプンプン 

 友人なんて、言うまでもなくなれませんよ。

 メッキはすぐ剥がれます。

 

 

 

 

ただの女

 

 一昨日の大雨で、通常25日からの新聞の集金業務が遅れがちになっていた。

 しかも明日30日が締め切り日となっている。

 たった50件の担当であるが、朝の新聞配達を終え、昼の配達を終え、買い物したり休息を取りたいところを1日で終わらせるのは、ちょっと難しく思われた。

 時間指定のある所、午後5時までの事業所などをまず優先的に終わらせる。

 それから比較的ご年配の、早く就寝されるかもしれないご家庭を訪問し、料金を頂戴する。

 そもそも忙しくなった配達仲間から、引き継ぐ形で冬から始めた集金もだいぶ慣れ、お客様とも親しくなりつつあった。

 ちょっとペラっと天気のことや、世間話的なことをしゃべったら最後、話が弾み5~10分は玄関先で話してしまうというのが常になってきていた。

 コロナが気になるご時世ではあるが、まだこの辺りでは流行ってはおらず、ご年配の方々の中にはこのようなおしゃべりを楽しむことをご希望され、口座振替にあえてしないという方も少なくない。

 私も訳あって、無意識のうちに人とのかかわりを大事にしたく全力で明るく応対する。年配の方も楽しそうに話をしてくださる。自然、計画より時間も押し気味で数件は明日へと持ち越しとなった。

 まだ辺りは明るいものの、もう午後7時近くになり、営業所にバイクを置いて帰ろうとしたところ、5時には大体帰ってしまう社員の一人が、まだ残っていた。

 

 この社員の男性は、真面目で親切、アルバイトへの指導法もわかりやすく、この業界ではデキる人なのだと思う。

 入社してからというもの、私にもまぁまぁ親切にしてくれていた。

 というか、時々好意のようなものを、感じていたと思う。勘違いであればそれでいいけれども。働く仲間として仲が良いのは良いが、私はそれ以上はいらないと思っていた。

 駐車場にその人の車があったので、なんとなく期するところがあって、足早に帰ろうとしたら、呼び止められた、その人に。

 まぁ、ちょっと挨拶程度に話しただけだが、なぜか嫌ーな気分になった。

 待たれていた気分がしたからである。

 

 その後、車を転がしスーパーへ。おそくなった夕食を買う。

 その前に、どうしても好きな人の声が聞きたくて、スマホを手に取った。

 

 いつもはほとんど電話をかけない。

 一週間に一度、会う程度。

 姿が見たい時は、新聞配達の時間を少し遅めにずらすと、彼がやってくる。

 周りには内緒にしているので、挨拶程度しか話さない。

 

 -どうしたの、電話、めずらしいね。

 〇うん、今日、忙しくて。さっきやっとお仕事終わったんだけど、いろいろあったから、いい声を聞いて終わりたいなって・・

 

 -ふーん。

 〇なんていうかな、一日のしめくくりかな。

 -ふーん。

 〇あなたは強いから、あまりわからないでしょうね。

 あっちゃんは、物事にあまり動じない。

 -うん、まぁ。(苦笑)

 〇どうせ、私は小さい人間ですよ。。

 -いや、人それぞれだろうけど。

 

 いじけるのには、訳がある。

 先日、あっちゃんに会った時、ついつい、たまには愛の言葉を言って欲しくて、しつこく求めてしまったのだ。

 あっちゃんは、始めは笑って防護していたが、三度目くらいで真顔になり怒ってしまった。

 彼は、こういう言葉をしょっちゅう言っていると、「ウソっぽくなるから」と言って、嫌っている。なのに、

 「そんなに(言うの)大変?」とか

 「好きじゃないから?」とか

 「何も浮かばないから?」と言って困らせた。

 彼は苦しそうに

 「そうじゃねえ」と言うだけだった。

 

 好きな人と会えて、抱かれるだけで幸せなのに。

 いつも「あいしてる」と言ってほしい、ただの6等星だから。

 眠くて乱ぴつすみません。 

 おやすみ。

永遠の2週間

 

 長男は高校3年生である。

 早いものだ。

 自閉症スペクトラムという、終わりの見えないトンネルの中にいたはずが、今何とかこうして穏やかに暮らしている。

 

 長男は、お金、家計のことを心配してくれる子で、工業高校に進み、来春の就職を目指す。

 私は、できれば、地元の企業で、良いところがあればいいなと思っていた。

 そうすれば、まだ家族のサポートが多少受けられるだろう。

 でも予想に反し、遠くの県の大手企業に挑戦すると言う。

 

 心配というより、まだ幼稚な部分が残る彼には無理じゃないか?と思った。

 もし採用されたとして、がんばってしがみついたとしても、プライベートはボロボロで、自分で健康維持できないんじゃないかと思う。

 家が汚部屋になるのは仕方ないにしても・・疫病にでもかかったら自分で手続き等なんとかできるのか、と思う。

 県外に一旦出たら、おいそれと地元には戻って来れないんだよ、とも、いろいろ話したのだが、若さなのかな、考えを変えていない。

 

 夏休みになったら、先生とマンツーマンで準備をはじめるという。

 

 17年間で、もう少し教育できなかった私も悪かったのかもしれないが・・

 地元に就職すると思っていたので、もうしばらく食生活だけでもサポートができると思っていた。

 暑くなり、汗のせいで少し悪化してしまった背中のアトピーを見て、

 「あっちに行ったら、自分で良い皮膚科の病院、見つけるんだよ」

と言うしかなかった。

 

 今でさえこんなに甘えていて、母親に怒られながらヘラヘラ生活しているのに、いかがなものかと思う。

 

 

 年頃の子供には、自由を贈る以外に何もできない。

 でも、一方で、結果として「死に行かせる」のではないか、という不安がよぎる。

 「君の命は君のものだから」

 そこまで割り切れるだろうか。

 

 幸いというべきか、まだ面接は岩手県なので、心配・リスクは少ないのかもしれない。

 首都圏に就職したら、研修に行ったら、地元に帰って来ても、2週間は自粛して様子を見なければならないだろう。

 しかし、自宅待機して、家族が感染しても困る。

 

 「何年も会えないかもしれないよ。みんな、ふるさとに東京から帰って来るのガマンしているんだからね」

 そう言い聞かせたが、はてさて実感としてわかっているのかどうか。

 

 

 私たちを親たらしめてくれた長男は、来月18歳になる。

 生まれてくれたことにもう一度感謝して、応援するしかない。(のか?)