読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

雨 ときどき晴れ☀

~鬱と発達障害とつきあう日々~

弱小女子卓球部

 

 部活動というと、、学生時代はアルバイトに明け暮れ、高校時代は受験勉強とピアノを習っていたくらいで、特に何もやっていない。学生時代、授業でやったテニスとソフトボールに魅せられたが、時間とお金がなく、趣味で少しやった程度で、部活としてはやらずじまいに終わった。

 

 なので、中学時代の話。

 中学時代は、最初バスケ部に入ったが、体が弱かったので、その激しい練習で朝、全く起きられなくなった。授業中も居眠りして怒られる。朝起きられず、疲れて学校に行けないなんて、教師の娘は口が裂けても親に言えない。成績が下がることも許されない。

 そこで、姉が入っていた卓球部が練習が楽だったと聞き、やむなく2年の時に転部することにした。

 さらば、愛しくも重かったバスケットのボール。バッシュー。さらば、大好きだったドリブルシュート。3ポイントシュート。きつかったけど大好きだった、カッコイイ練習の数々。

 

 あまり気のりせずの、途中入部だった。

 しかし、やってみるとなかなか卓球も面白く、休日返上で誰よりも練習した、と思う。バスケより、長い時間練習してもなぜか疲れなかった。体に合っていたのかもしれない。

 いつのまにかレギュラーになったので、なれなかったはえぬきの人からは、やっかみの目で見られることもあった。

 しかし、うちの女子卓球部は、すこぶる弱かった。顧問の先生も未経験者で、あまり練習に力を入れていなかった。私がすぐにレギュラーになれたのは、そのせいもある。

 あまりに弱くて、公式戦でうちの部が勝った記憶がない。結構勝てなくても、皆のほほんとしていたように思う。そんな部だった。

 

 顧問の先生も、1度くらい、勝たせてやる気を出させたいと思ったのだろう。ある日、うちの中学と同じくらいのレベルの、N中学を練習試合に招待した。

 さて団体戦。1戦目、2戦目を落とした。3戦目のダブルスは辛うじて勝った。4戦目は私だった。負ければそこで敗戦である。どうにか勝ってキャプテンまで回さないといけない。

 相手はそんなに強くなかったが、なぜかポイントがとれない。ちょっと緊張していたせいもあり、たちまち2ゲームとられてしまった。次のゲームを落とせば終わりである。ちょっと考えて、立ち位置を思い切って後ろに下げた。一か八か、拾いまくってみよう。

 タイミングが合い始め、3ゲーム目、4ゲーム目を取った。しかし5ゲーム目は相手にリードを許し、負けそうになった。

 たが、もう一度立ち位置を変え、拾うことに徹した。すると相手のミスが私のそれを上回り、攻撃にも弾みがつき、1点ずつ追いつき、ついに逆転して勝った。

 みんな大喜び。友達が、後輩が、先生が声を掛けてくれる。ほっとした。

 5戦目のキャプテンも勝ち、私たちは初勝利というものを味わった。みんなで感激してハグし合った。たかが練習試合なのに。かわいいもんだと思った。笑

 

 試合終了後、男子卓球部の部長に呼び止められた。

「見てたよ。俺めったに褒めないんだけど、感動した」

 男子は結構強かったので、その部長(頭もいい!)にほめられて、嬉しかった。

 

 先輩も後輩もいい意味で仲が良くて、きゃぴきゃぴの卓球部を、最初は

「お嬢さんたち、だらけとるな~」

と思ったが、それもまたいいもんだ、といつのまにか思っていた。学校の外をゆるーくランニングしながら、みんなで恋バナに花を咲かせたこともあった。

 今思えば、それもまたいい思い出である。

 

 計らずしも、私の子供も2人、いろんなスポーツをやってきたが、中学校では卓球部に入った。卓球はケガも少なく、生涯できるスポーツの1つだと思う。悪くないですよ。

 

 

今週のお題「部活動」