・・こんなタイトルだったでしょうか?
私は、たぶん他人を愛したことがありません。
自分をどうしても好きになれないから。というか、受け入れられないから、と言った方がいいでしょうか。
私は特異体質です。そんな自分が嫌で、克服すべく努力したり通院したりしながら、頑張ってきましたが、最近は諦めが頭をよぎることも多くなりました。諦めることは悪いことだ、小さい頃からそう刷り込まれてきた自分は、少しばかりのショックとダメージを受けないこともありません。しかし解決できないこともまれにあるのです。この十字架をやはり一生背負っていかなければならないのではないか、と腹をくくることもあるようになりました。
そのせいか、無意識にエネルギーが出ない時があります。精神科で処方された薬では、補えないのではないかと思えるほどの状態の時は、生きるひとつひとつの動作に苦労します。そして、少しでも自分の好きだったことを思い出し、なにがしたいのか、自身と対話します。少しくらい無理があっても、それをすることが、何とか自分を保っていられる方法だからです。
そんな近年の私ですが、昨年だったか、変化という変化みたいなものがありました。
とても愛しいと思える人と出会いました。
自分からこんなに、その人となりを好きになったのは、初めてでした。
とまどいながらも、電話越しに口づけをかわし、体を重ねます。
「好きになっていいの?」いつも思っています。
自分を受け入れられていないことと、その人をとても愛してることに矛盾を感じながら、どうしたらいいか考えあぐねています。
本音を言えば、もう傷つきたくない。
でも、死ぬまで、乗り越えなければならないこともあるのかもしれない。それが私に課せられたことなのかもしれません。
突き詰めて考えれば、何の意味があるのだろう、そう思います。乗り越えられなかったとき、自分は終わりのような気がします。
勇気をもって誰かに助けてもらうのか、それともひっそり人生を閉じるのか。
まだ、答えはでません。案外なるようになるのかもしれません。または逆にこと切れるのかもしれません。
・・ラブレターを書きたかったのだけれど、やっぱり書けませんでした。
でも、一言だけ。。
本当は、寄り添って一緒にいたいです。
夢かな?