雨 ときどき晴れ☀

~鬱と発達障害とつきあう日々~

子育て・親育ち

 

 「母ちゃーん、腹減った、メシ!」

 「ユーマ、いつまでタブレットいじってんだ、勉強しろ! 俺に貸せ、貸せ!」

 「おい、ユーマ、ユーマ!」 ゲーップ!!  

   

 

 今日も長男の威勢のいい声が、我が家ではこだまする。

 初めて読む人のために言うが、長男(中2)は軽度のアスペルガー症候群である。幸い、よい療育を受け、限りなく普通に近づいた・・かは、わからないが、元気に普通学級に通っている。

 

 思えば、長男が産まれてからというもの、長男のかんしゃくや特性が、我が家の生活の中心にあり、それになんとか対応するため、家族はひたすらがんばった。(本人も)

 

 私も、長男のために、朝から晩まで一緒に外で遊び、近所の子たちと土にまみれ、群れて遊び、親としてサポートさせてもらい、かけがえのない経験をさせてもらった。

 時には、疲れて倒れた日もあったが、まるで第2の青春のようだった。

 長男には、どう感謝していいのかわからないくらい、感謝している。

 

   近所の子や、遊んだことのある子は、中学生、高校生になった今も、ばったり道や学校で会うと、「よ!諒太郎の母ちゃん」と声をかけてくれる。この子たちの成長を見られ、感動できるのも、大きな財産だと思っている。

   

 

 長男は紛れもなく我が家の中心的人物であり、明るく、優しい子となった今は、家を暖かく照らす太陽のような存在である。(時々熱すぎるが・・)

 

 長男に読み聞かせをすれば、二男が無類の本好きになり、長男と一緒に習い事をさせれば、二男が飛躍的に伸び、長男が勉強を頑張れば、二男も負けじと頑張る。常に弟に影響を与えて、引っ張ってもきた。

 

 私が、ドジをすれば、真っ先に「母ちゃん、大丈夫?」と声をかけてくれ、家族が病気になれば、誰より心配し、家族をよく見つめている、小さい大黒柱でもある。

 

 今、子育てを振り返るのは、まだまだ早いかもしれない。

 でも、本当に子供にはいろんなことを教えられた。これからもそうだろう。

 これからも、手が離れても、心は、子供たちの一番の応援者でありたいと思う。

 

 

<最近の、長男の語録> 

「まだまだ、親は越えてはいないよ!でも、働き始めたら、きっと父ちゃんを越えてみせる!」

 

 「父ちゃんには、もうちょっと頑張ってほしかったなぁー。勉強とか。」(時々大胆なことを言うのも特徴)

 

「俺は、信頼と実績の諒太郎なんだ。それを目指す!」

 

「家が一番安心だよ。でも一人暮らしもしてみたい!」

 

 ・・・がんばれ、長男!!

 

 

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                               二男(右から2番目)小6

 

 

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           長男 小6

 

 

 

 

                                                                                  ー終わりー

 

 

 読んで下さって、本当にありがとうございました!!!