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~鬱と発達障害とつきあう日々~

長男の療育9 最終回 

 

 最終回です。

 なぜなら、もう、私のすることは普通に『子育て』であり、長男(中3)は専門の機関からの『療育』は受けていないからです。

 長男は伸び、成長し、療育の必要もほとんどなくなったといっていいかもしれません。

 しかし、H先生から受けた声掛け、愛情のかけ方、子供が本当に感じていることなどの教えは、深く私の心に残っています。長男にも、深く深く先生の愛情は届いたと思います。

 何より、一日中、泣き叫んでいた長男が、おだやかな笑顔に変わったことが、先生の教えの素晴らしさを物語っています。

 愛情を感じにくい子がいます。不安がとても強い子がいます。感覚が独特の子がいます。

 先生はそんな子の、たった一度の人生を、楽しく、生きやすくするために、療育に命を懸けて下さいました。

 感謝の気持ちを、私たちは忘れることはないでしょう。

 

 

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 長男は、H先生を、ずっと敵だと思っていたらしい。

 小学2年の秋のこと。

 少し前までは、こども塾を嫌がって、不安がっていたが、その日は、先生とおだやかに、にこやかに話していた。

 初めてのことだった。

 長男も、「このごろ、こども塾、楽しくなってきた!」とセッションが終わってから、私に言った。

 「それを聞いたら、H先生、喜ぶだろうなぁ。」と私。「ふーん。」

 「先生が、りょうたろうの味方だって、わかってきたでしょ?」

 「うん。お母さんもわからなかったこと、教えてもらったんだよー。ぼくが、小さい時、なんで泣いていたのか、先生はちゃんとわかってたよー。」

 「へぇー、すごいね!」

 嬉しかった。

 これが、長男が他人を信じるきっかけになったのではないか、と思う。

 療育を受け始めて、もう4年半が経とうとしていた。

 

 

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 最後の支援計画。(~小6)

 ご不明な点、詳しく知りたい方は、プロフィール欄の問い合わせフォームまで、よろしくお願いします。

 

 最後まで読んでいただいて、本当にありがとうございました。

 今後は、楽しく、面白い長男の話もできるかと思います。

 これからも、どうぞよろしくお願いします。

                          

                        田中志歩・諒太郎