樹齢推定1000年。
平安時代から生き延びてなお、こうして人々の訪問を受け入れつつ、何を思っているのだろう。
蛇足。
自分が生死を迫られる程度の悩みを意識してから、40年になります。
長いのでしょうか、短いですか?
小学生だった自分は、あれこれ策をめぐらし、考えつくことのすべてを実行し、解決に向けて希望を持ちながら生きて来ました。
ある時は、専門家に手紙を出し、調べ、民間療法を試し、高校生の時に手術を受け、しかし解決せず、その後も全国の様々な専門家のもとに通いました。
いま現在の日本では、私のような人間は、少なくともお手上げのようで、それ以上の研究も進む様子もなく、自称難病と理解し自嘲するしかない次第です。
劇的に効果のあるのかもわからない、しかし服用しないよりはまし、という程度で、今数種類の薬でごまかしながら、合わせて精神科の薬もプラスして生活しています。
生活していて、その悩みから解放されることはほぼありません。
眠るか、それに準じた何もしない、何も考えない瞬間にしか安住の地はありません。
自分の周りには、同じような人はまずいません。全国的になら、少なからずいるようですが。しかし、解決した人の話は聞いたことがありません。
自分の考え方、受け入れ方を変えることも試しています。しかし、この案件は例外なのです。
人に迷惑を掛けるであろうことがもどかしく、悔しく、虐げられること、さげすまれることに日々悲しみと疑問を感じます。
まるで終わりのない精神修行のごとく。
樹齢1000年。
パワースポットと言われるように、あなたには、強い神の御加護とともにこの長い年月を生き抜く生命力が備わっていたのでしょうか?
それとも生き抜く知恵がおありですか。
次回は、涼しい滝の写真をお届けします。