28日(金)、配送の仕事納め。
この日は、お弁当と給食の配達だけでなく、食器の回収もあったため、全部回収したり、集金したりで、会社に着いたのが、夜の6時でした。私の配達ルートは件数が多く、さらに冬休みということで小学生の学童クラブさんなどの注文も増え、場所も遠いため、配達員の中で案の定一番ビリでした(^_^;)
そこから洗浄室に荷物を降ろして、事務所で集計し、掃除当番だったので割り当てを掃除して、遅くまで残っていた事務員さんと栄養士さんなどに挨拶をして、終わったのが6時半過ぎ。
今年もいろいろありましたが、周りの方々のお陰で、何とか終わることができました。
昼の配達の部も、今シーズン初雪道でスピードを出せず、急な注文も入ったので全体で20~30分遅れてしまいました。でも、行く先々で頭を下げると、かえって「雪で大変ですね、気をつけてください」とねぎらいの言葉をいただき、本当にありがたかったです。
さて、「やったー終わった、買い物して帰ろう!」と駐車場に行ってみると、社員のTさんが、車の雪下ろしをしていました。
Tさんは、雪が半端なく多い最上地方に住んでいます。
「あら、Tさん、帰り道大丈夫ですか?」と言うと
「いやーもうあきらめて、ゆっくり帰るよ」とのこと。
気が付くと、Tさんは自分の車だけでなく、事務員さんや、栄養士さんたちの車の雪下ろしもしています。
「あらー、Tさん優しいですねぇ~」と言いながら、私は自分の車の雪をはらっていたのですが、なんだか、何となく、雪の量が少ないことに気づきました。というか、全然積もってない。んーなんで?
「あらっ!? Tさんもしかして、私の車も雪下ろししてくれたんですかぁっ!?」
天然の私はやっと気づきました。
「い、今さら?」とTさんはワハハと笑って言いました。
Tさんは、自分の仕事が一足早く終わったので、まだ会社に残っていた従業員の車に積もった雪を降ろしてくれていたのでした。
「わ、私、人間的にダメですよね・・・!!」ひー恥ずかしい。こんなことに気づかないなんて。
「うわ、もう、ころして。ころしてくださいー」と言うと、
「ワハハ、大丈夫、大丈夫」と笑って許してくれました( ̄▽ ̄;) 私も、
「Tさんいい男!お年玉はずむから!」とごまかして、冷や汗もので帰りました。
雪のエピソード、その2。
その仕事納めの日から、今日も断続的に雪が降り積もっています。
昨日も朝5時~7時までかかって家の雪かきをし、友人とのランチ会に出かけました。
そして今日も、夜中に起きて雪かきし、新聞社のバイトに行きました。帰って来てからも雪かき。
というのも、あまりたくさん積もってからでは雪が多く重たくなってきついので、こまめに片づけなければいけないのです。
こまめに雪かきしていれば、そんなに疲れませんし、前の道路や、駐車場のアスファルトやコンクリート部分が見えてくるので、かいたところだけ気候が温暖に思えるのです。真っ白な雪の世界は、やはり寒々と感じてしまいます。
今日2回目の雪かきを朝6時頃にしていると、近所の方たちも雪かきに出てこられました。つい黙々と作業しがちになりますが、いろいろ言葉を交わしていると、だんだん会話になり、楽しいひとときにもなります。
雪かきは大変ですし、睡眠時間も削られがちになりますが、こうして周りの人と交流しながら、楽しくやっていきたいです。
雪かきをしているといつしか夢中になり、時間も我も忘れてしまいます。
さくさく。ざくざく。
美しく雪をはけてスッキリすることも、去年はうつがひどくてできませんでした。特に冬季になると、怖くて不安で大変でしたが、不思議と冬に面と向かって行けば、前向きになれるものです。
年始も、どれがけ雪が降るのかわかりません。毎年厳しい季節ですが、「雪で遊んでいる」くらいの気持ちで楽しくできたらいいと思います。
雪かきの後は、心も体もあったかです。
あ、いつの間にか雪が止み、薄日が差して来ました。久しぶりの青空。
キラキラしたのち、少し溶けてくれるかな。
息子にも雪かきを頼んだのですが、今日はお役御免となりそう。