雨 ときどき晴れ☀

~鬱と発達障害とつきあう日々~

夏の終わりに

 

 夜はだいぶ涼しくなって過ごしやすくなってきたが、日中はまだ30℃くらいの日々が続く。

 パートの仕事を終え、車で帰路に着く。窓を開けて、夏の終わりの風を感じる。周りにも、対向車線にも、窓を開けて走る車は滅多にいない。まだエアコンをかけているのだろうな。

 仕事後の心地よさと、仲間との楽しいやりとりと、少なからずかいた汗に当たる気持ちよい風と、まだ家事をする余力が残っていること等々、バランスのよい一日の終盤に感謝しながら、幸せだなぁと思う。

 こんな日ばかりではない。いろいろなことがあり、うんざりすることもあるが、尊敬する人、気持ちのいい友達が救ってくれる。また自分の努力で結構環境は良くなるものだ。

 どうしようもない時は、眠って、体だけでも、少しだけでも元気にする。

 体が、元気になれば、なんとかなる。

 明日も、いい日になるように。

 

 

 今年の夏も、我が家では、お客様が見えた時しか、エアコンをつけなかった。

 お年寄りや小さいお子さん、体の弱い方のいるご家庭にはお勧めできないけれど。

 そのかわり、家は、扇風機はたくさんある。

 飲み物を大きなポットに作って、いつでも飲めるようテーブルに置いたり、ペットボトルに入れて冷凍しておいたり、そんな小細工をたくさん朝のうちにしておく。

 毎日、飲み物と氷を作るために早起きしてるようなものだなぁと思うくらいだった。

 飲んで汗をかき、扇風機の風で涼む。

 エアコンをつけるということは、家なり車なりの内部の熱い空気を、屋外に放出するということである。

 地球が暑がるだろうなぁ。と思うと、そうそう気軽にスイッチを入れることができない。

 冷房がきつすぎて、「夏の冷え性」なんて現象も世の中では起こっている。

 クレイジーだよな。。

 

 

 近年の、特に西日本の水の被害は、温暖化が大いに影響していると思う。

 そのうち、住むのが困難になるほど、災害が日常化するだろう。

 私が子供の頃は、夏は暑くてもせいぜい28℃くらいのものだった。

 ほんの、何十年か前の話だ。

 

 

 発達障害グレーゾーンのせいもあってか、どうも気が弱いように思う。

 定型の人たちの、たくましさ、思いの強さ、に時々感心し、時々閉口し、そこから起こる人間関係のこじれに巻き込まれないよう、予防線を張る。

 やっかいなものには、平常心で、かつ表面上円滑につきあう。

 あとは、大事な人に思いを馳せよう。

 

 気が弱いながらも、がんばって生きていると、何年も経って、人との関係が良くなることもある。

 まれに、人は変わることがある。

 自分が人の影響を受け、変わることがあるように。

 

 

 

 物事はどうあがいても、変えられないかもしれないし、努力次第かもしれない、というせめぎ合い。

 もう少し生きる時間が残されているなら、できるだけのことをしていこうと思う。

 うまく言えないけれど。