今日は、こちらの作品をご紹介します。
監督 ウェス・アンダーソン
出演 ジーン・ハックマン
2001年 アメリカ
■あらすじ
かつて、天才ファミリーとして名をはせたテネンバウム家。
長男のチャスは、ビジネスマン、長女マーゴは、作家、二男リッチーは、テニスプレイヤーとして、若くして成功した。しかし父親は妻に家から追い出され、22年後、子供たちは過去の栄光はどこへやら、それぞれの問題を抱えていた。
チャスは飛行機事故で妻を失って以来、危機管理への強迫観念にさいなまれ、シングルファーザーとして2人の息子を育てている。マーゴは年上の男と結婚したが、無気力な日々を送り、リッチーも26歳でテニス界を引退、孤独な船旅に出てしまう。
金銭が尽き、住んでいたホテルを追い出されたことをきっかけに、再び家族の絆を取り戻そうと考えた父親は、「末期のガンであり、あと6週間の命」であるとウソをつき、彼らと同居を始めるのだが・・・。
■感 想
観終わった今も、思い出すとおかしくておかしくてたまらない。
久しぶりに面白い映画を観た!
という感じです。 うつの私を笑わせてくれて、ありがとう!!
おしゃれな映像、お堅いナレーション(吹き替え版)、計算されたカメラワーク、効果的な音楽。
モード系の外観のマーゴとは対照的な、ダサいジャージのチャスと2人の息子。とぼけた味のテネンバウム。彼のすっとんきょうな言動も、シリアスな場面も、上品な映像がすべてオブラートに包んでいる。
月並みだがすべてが絶妙で、それが可笑しさにつながっている。
すっかりお笑いのツボにはまってしまった。爆笑というより、ずっとクスクス笑ってしまう感じである。
ところどころに、ほのぼのとした愛を、さりげなくちりばめているところも、上手い!と思った。個人的に、こういうのが好き!という感じの映画。
日本での公開は2002年ということで、私が長男を出産した年です。
長男は、出産予定日を2週間過ぎても、陣痛が来ず、促進剤を打って、さらに看護師さんにお腹を押されて、やっと産まれた子です。😰
もしかして、その時この映画を観ていたら、笑ってしまって腹に力が入り、もう少し安産だったかもしれません!😆
上に予告編を貼りましたが、本編を観た方が、数十倍面白いと思います。
興味のある方は、ぜひ、一度ご覧ください!
おすすめ度 ★ ★ ★ ★ ★
です。
高得点過ぎ? ・・いやいや、映画は楽しいのが一番。
それでは、また😃👋