初めに、先日のブログで、知り合いのブロガーさんからの紹介で、ロバート・デ・ニーロ主演の『ミッドナイト・ラン』を借りて来た! と書きましたが、一足早く、他の先輩ブロガーさんが、この映画の紹介していました!!
無断ですみませんが、とても素敵な記事でしたので、掲載させていただきます。
ダメじゃありません! 私もこの映画大好きです!!
知り合いのブロガーさんも一番好きとおっしゃってました。
ロバート・デ・ニーロご本人がこの役が一番好きだった、と言ってるんですよね。素晴らしい!!
これからも、あのまりさんの映画のレビュー、楽しみにさせていただきます!
では、次は、素人目線の映画のご紹介です。どうぞ!
『みんな元気』
監督 カーク・ジョーンズ
出演 ロバート・デ・ニーロ
2009年 アメリカ
■あらすじ■
電線工場一筋で働き、家族を養って来た老人のフランクは、妻に先立たれ、一人暮らしをしていた。4人の子供はそれぞれ成人し、フランクの期待通りに第一線で活躍している。NYでアーティストをしているデヴィット、シカゴで広告会社の重役をしているエイミー、デンバーでオーケストラをしているロバート、ラスベガスのショーで活躍するロージー。
ある週末、フランクは子供たちを呼び集め、バーベキューをしようと張り切るが、それぞれに理由があり、断られてしまう。寂しく高級肉を一人で焼くフランク。
そこで、フランクは自分から子供たちを訪ねようと思い立つ。しかし会えたデヴィット以外の3人は、幸せそうに見えるが、フランクに隠し事をしているように思われた。デヴィットに至っては、一晩待っても家に帰って来ない。
不満を残したまま、帰りの飛行機の便で、フランクは心臓発作を起こし、病院へ運ばれる。夢の中で、小さい時の姿の子供たちに、説教するフランク。目覚めると、子供たちが駆けつけており、そしてデヴィットのことを話し始める・・。
■感 想■
子供のためを思い、子供によい職業につけるよう、教育してきたフランク。子供たちには、だいぶプレッシャーであったためか、いつしかフランクには、良いことしか話さなくなってしまった。そしてフランクからのバーベキューの誘いに、噓をついて皆断るのだが、それも父を思ってのことであり、誰も悪い人物はいなかったと思う。現在の生活を幸せそうに見せるのも、またしかりである。
しかし、隠し事をうすうす感じて、フランクはそれを不満に思う。そして、子供たちと話しているうちに(夢の中でも)子供にとって、何が一番大切だったのかに気づいていく。
過度な期待は悲劇以外の何物でもない。タイトルの「みんな元気」これこそ何よりの幸福だと思った。ラストの一家の集まったシーンでは、本当に胸が暖かくなった。
また、フランクが、デヴィットの残された絵を見るシーンも、思わず涙が出そうになった。通じ合っていなかったようで、そうではなかった。何よりの親孝行だったのではないかと思う。
いい映画だった。
ロバート・デ・ニーロの父親役は、とてもはまっており、父親の子供への愛情がひしひしと伝わった。ひとりひとりに手紙を用意したり、子供が活躍する写真を撮りまくったり・・。子供に誘いを断られ、寂しげにする表情などはとても味があった。割りばしがうまく使えず、困るシーンや、トランクの取っ手が伸びるのがわからず、孫に教えてもらうシーン、赤ちゃんをあやすシーンなどもポイントが高かった。やっぱり演技力すごいなぁ。
エンディングの、ポールマッカートニーの曲も素敵でした。。
おすすめ度・・・ ★ ★ ★ ★ ★
個人的にほぼ100点満点のストーリーでした。
それから、こちらも心温まりたい方必見!
こちらも、『ミッドナイト・ラン』をご紹介してくださった、ブロガーさんに教えて頂きました。ありがとうございました!
オペラ歌手、ポール・ポッツの半生を描いた映画です。
それでは、またいい映画に出会いたいと思います。
読んでいただいて、ありがとうございました!!
皆様、よい休日を!👋