初めて読む人のために言うが、長男(中2)は軽度のアスペルガー症候群である。幸い、よい療育を受け、限りなく普通に近づいた・・かは、わからないが、元気に普通学級に通っている。
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私の長男は、3才10か月から、小6までの8年間、個人の先生に療育を受けていました。 通い始めは、私の方が、先生が、何を言おうとしているのか、何を教えようとしているのか、全然わからないことがありましたが、だんだんそれを理解し、人にとって何が大事なのかが、少しだけわかるようになりました。
8年間で先生や子供の成長に教わったことは大きく、何から書いていいかわかりませんが、今日は、前回に引き続き、療育の実践の記録と、先生から聞いた話のメモをご紹介します。
H25.12.7~26.2.15(小5年時)
主張訓練、対人関係の改善、共同作業、一人での作業、コオーディネーション・トレーニング、考え方を直す話など、ひとつひとつの項目に学ぶところが大きいです。
※コオーディネーション・トレーニングについて↓わかりやすい記述があります
長男は、卓球教室で取り入れていたコオーディネーション・トレーニングをするようになって、右、左が明確にわかるようになったようです。(小4年頃)
また、心と体はつながっており、うまく体を動かせないことや、筋肉が少ない・弱いことが、不安を強くする原因の1つになっているということです。
H20.4.20~5.31(幼稚園年長時)
がんばったノート↓ 心配なことが言えたり、頑張った時にシールをはろうね。というもの。
79. 人が失敗しても、許す、と言えたよ。ありがとう。
80. 自分が失敗しても、許す、と言えたよ。えらい。
〇人や自分の失敗を許すこと 〇帰る時間を守れること 〇心を強く持つこと などができた!
■私のメモより■
H20.6.24(幼稚園年長時)
WISPというテスト。
それほど、できる、できないに凸凹が見られなくなってきている。
少し問題に対して思い込みがみられるものもあったが、だいたい平均くらいか、それ以上にできているとのこと。言葉も〇。
小学校は普通学級で問題なし。
「怖い」気持ちもなくなってきていて、意欲あり。
親の声掛け(強い口調で言っても平気)も変わって来ましたね、頑張りましたね、と先生に初めてほめられた。(涙) 親子の信頼関係も良くなったと思う。
自転車のりやうんていなど、できる喜びと自信が出てきたと先生に話した。
とりあえず一安心。初心忘るべからず 。
指導されたこと、教えて頂いたことは、私たちにとって財産なのだと思う。
(↑ここで「一安心」と言っているが、まだかんしゃくはあったし、言葉も遅れていたし、小学校に入ってからも、またいろいろな問題が待ち受けていたのであった。ははは。。(^_^;))
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今日はここまでです。読んでいただいて、ありがとうございました!!
※ちなみに、療育をして下さった、H先生は、子供のころ、赤ちゃんや子供の気持ちがわかったそうです(なぜ泣いているのか、など)。特別な才能があったのかもしれないなぁ、そういう人っているんだなぁと思いました。
先生の指導についていけず、辞める親子もたくさんいました。厳しかったのです。でも、私はその裏にある深い愛情を感じ、休ませることはあっても、辞めませんでした。
先生には感謝以外にありません。
諸事情でもう療育の教室『こども塾』はされていませんが、ノウハウを懸命に残そうとされていました。
長男はまさに、ベストな年齢時に、先生に指導していただきました。幸運でした。
ずっとお元気でいてほしいです。