雨 ときどき晴れ☀

~鬱と発達障害とつきあう日々~

光の日々

 (・・タイトルが他に思いつきませんでした・・ちょっと恥ずかしい(^_^;) 

 

 主人に誘われて、夕方、喫茶店に行った。私の仕事のことや、GWの予定を軽く話した。その後、天気も良く、主人の風邪も良くなったので、近くの公園で一緒にウォーキングをした。私は歩くのは苦手なのだが、肩凝り解消にいいかな、と思い、賛同した。

 

 その公園は郊外にあり、広くて、よく長男、二男を連れて、遊びに来た公園でもあった。公園の外周をゆっくり歩く。主人は歩き慣れているので、先を歩いて行ってもらうことにした。

 

 長男は自閉っ子で、刺激を求め、外に出たがる子だった。家にいると、すぐかんしゃくを起こしたが、外では楽しそうで、穏やかだった。だから、小さい頃は朝から晩まで、疲れ果てるまで一緒に遊んだ。小学校に行っても、4年生くらいまでは、放課後は外に連れて行っていた。だから、いろんな公園を知っている。この公園での思い出も、語り尽くせないほど印象深い。

 

 あの、大きな遊具の陰から、小さい頃の子供たちが、ひょっこり顔を出しそうな気がする。

 あの池で、ぐしょぐしょになるまで、水遊びをした光景が思い出される。

 シャボン玉を大量に飛ばして、その中を子供たちがはしゃいで走り回っていたのを夢のように思い出す。

 遊び道具と着替えで、車はいつも満員御礼だった。ついでに、砂汚れも半端なかった。そうやって、毎日遊んで歩いていた。

 

 公園だけじゃなく、いろんなイベントに参加した。折り紙やわらべ歌から、キャンプ、カヌーまで、できるだけ体験させた。夏は虫取り、海、冬はスキーなど自然に近いものにたくさん触れさせた。(親も必然的に触れなければならなくなったが・・(^_^;)

 

 

 思わず涙がこみあげる。だめだ、こんなところで。思いながらも、とまらなくなってしまった。

 主人が、遠くから振り向いて、私に気づき、戻ってきて「どうした?」と聞く。「なんでもないよ、はは・・」と言うのが精いっぱいだ。

 この人の前であまり泣きたくないのに・・。心と裏腹に本泣き状態になってしまった。

 

 子供は元気に大きくなった。これ以上ないくらい触れあって遊んだ。嫌というほど。遊び疲れて倒れたこともある。だから、悔いはない。でも、なんでこんなに涙が出るんだろう。

 

 悲しい涙じゃないけど、少しさみしい、少しあったかい、なんともいえない涙。

 きっと、思い出がいっぱいだからだ。

 

 

 主人が察したように、「なんだ、思い出して寂しいの?」と言う。「・・何だったらもう一人欲しい?」・・・無理、無理!・・これは泣きながら、却下した。これ以上、子育て、、死んじゃう。

 また、長男に似た子が産まれたら・・かわいいけど、、死んじゃう。

 

 

 

 今、GWで小さいお子さんをつれたご家族をたくさん見かける。

 とてもほほえましく、眩しく見つめてしまう。

 

 皆さんも、思い出をたくさん作って下さいね。