雨 ときどき晴れ☀

~鬱と発達障害とつきあう日々~

しほとしーちゃん

 

 圧倒的に少ない人数の男性経験の中で、言えるかどうかわからないが、ほぼ100%セックスの最中では名前を呼び捨てにされる。普段せいぜい名字を呼び捨てか、しほさんとか呼ばれていても、男の人は気分が変わるのか、呼び方が変わるのはなぜなんだろう。

 昔、北野武さんが、「女はどうあがいてもその時上位にはなれない。物理的に男の方が凸型だから」と言っていたが、男の人にはそういう気持ちが存在するのだろうか。

 私も、努力が足りないのかもしれないけど、どうしても「してもらってる・されている」という気がしないでもない。おっぱいが好きと言われれば、子供みたいに吸われるのを、ちょっと微笑ましいような、複雑な気持ちで見ているけど、結局感じてしまえば「してもらってる」ような気分になってしまう。

 お返しにというか、心をこめてキスしたり、口でしてあげようとしたりもするけど、いつも上手くいくわけではない。だから最後には体を重ねて、受け身になってしまうのかな。何だか自分が恥ずかしいような、とても悪いような気になる。

 特にお酒が入って気分がいいと、男の人は上位になる気がする。あ、飲んだんだな?と気づいた時はもう遅い。呼び捨てもいいところ、自分を抑えずに好きにできるのでいいみたい。そんな本性を見るのは、興味深くて楽しいが、さんづけで呼んでいたのが、「しーちゃん」に変わり「しほ」に変わると、一方で少し怖さも感じる。優しいのが少し乱暴になるのが怖い。

 でも、そうでもしないと、男の人はわがままを言えないつらさがあるかもしれないし、時には好きにさせてあげるのがいいのかもしれない。限度はあるけどね。絶対にMは勘弁してほしいなぁ。

 

 こんな話で気分を悪くされた方、すみません。