雨 ときどき晴れ☀

~鬱と発達障害とつきあう日々~

愚痴の聞き方2連敗

 

 こちらこそちょっと愚痴を書きます。興味のない方はスルーして下さい。スターもコメントも無理しないでください。

 私は小さい頃はマザコンだったと思います。母親大好きでしたし、親バカならぬ子バカで、自分の母親をキレイだな~と思っていました。キレイなので(実際はそこまでではない😅)、変な男の人とかに連れ去られるのではないかと心配したり、母を守らねば、と根拠なく思っていました。

 母の白髪が目立つようになって、頼まれると抜いてあげたり、抜くのが良くないとなれば、白髪染めをしてあげたり。腰が悪くなるとマッサージしたり、家事を手伝ったり。

 母は割とヒステリックで怒るとガーっとなるのですが、それでもまだ好きだったかな。

 それを知ってかどうなのか、母は私の2才上の姉ではなく、私にいろいろ言いたいことを言っていたように思います。愚痴を言うのも、怒るのもケンカするのも私。姉には少し遠慮しているように思いました。母は口が達者で、私はしゃべらない方。ずっと聞き役でしたが、長い時間、早口で繰り返しまくしたてるので、うんうん聞いているようで終わりの方は殆ど聞けていなかったと思います。聞いていないのがバレると、また烈火のごとく怒られましたが。

 結論を言うと、母の愚痴を聞いているのがだんだん苦痛になってきたのです。私も年頃になったり、少し遅い反抗期とでもいうのでしょうか。いつからか急に今までの反動のように、いろいろ思うようになり、嫌悪感を感じるようになりました。(現在は一切そんなことはなく、いい関係だと思いますが。ただあちらの愚痴が始まると、上手く切り上げるようにはなりました。)

 

 そんなことも少しは影響しているのか、たぶん私は人の話や愚痴を聞くのが下手です。

 それもうんうん聞いているだけでいいだけのものであっても、やはり「こうしたらいいんじゃない?解決するんじゃない?」みたいなことを、最後には提案せずにいられないのです。

 悩みは一刻も早く解決した方がいい、とも思っています。

 何十年と同じことで悩み続けた私は、長い間、なかなか安住の境地に辿り着けず、自分のことばかり気にし続け、その間、周りの人のことを幸せには出来なかったように思います。

 いろんな解決法がありますが、とりあえず人にも悲しい思いをさせたり、心配させたりの、長期間なぐさめてもらわなければいけない悩み方は良くないと思うのです。

 さらに言えば、なぐさめてもらったり、励ましてもらったりしたと感じたら、感謝することも大事だと思います。

 自分の望み通りのことを言ってもらったかは別として。

 

 

 

 さて、今朝の新聞配達のことです。

 私より年下のミキちゃんが、機嫌が悪く、チラシ入れをしながらこういうのです。

「あの背の高いKさん、よく歩いていて、私のバイクの前によく出てくるので、ぶつかりそうになるんです。あいさつもしないし、謝りもしない。なんでしょうあの人、おかしい、普通の人じゃないですよね」

 確かにKさんは、配達の仕方もこだわりが強く、とんでもなく時間がかかる人で、昼間はまともに働いていないということです。少し自閉的ですが、「昨日の晩ごはんは何でしたか?」と聞けば、「刺し身とモロヘイヤ」などと微笑んで言ってくれます。

 私はミキちゃんのいうことを「そう、それは困ったね、大変だったね」と聞いてやればいいだけだったのかもしれません。

 でも、ミキちゃんについては前にも記事を書きましたが、ちょっと人を意地悪く言う傾向があったりしたので、またその一端か、とうんざりしてしまったのです。

 また、最近はミキちゃんが遅刻が多く、携帯の充電不十分などで連絡がとれず、社員の一人が家まで起こしに行くようなこともあり、それについてミキちゃんが一度も謝罪しないという事例があったので、「自分のことを棚に上げてなの? …」という気持ちもつい湧いてきたのでした。

 なので、「Kさんはちょっと自閉の傾向はあるかもしれないけど、あえて企業で採用することもあるし、そういう人もいて仕事はがんばっている、あいさつはあまり達者にできないかもしれない、謝るについても、理由がわかっていないかもしれない、今後は軽く注意してみたらどうか」などとミキちゃんに言いました。

 するとミキちゃんは、「Kさんががんばっていようが私には関係ない。謝ってほしかっただけ。人としてダメでしょう、あの人。」と言うばかりです。

 私は、たぶんさっき言ったように、相槌を持って聞いてやれば良かったのでしょう。

 いろいろ思う所はあっても、それで収まったはずです。

 それができませんでした。

 

 

 

 

 冒頭に書いたことと重複するのですが、まぁ、ある人の話を聞いたり、ずっと励ましたりしてきたとするでしょう。そして、難しい問題なので、専門家に相談してみては、と提案したこともあります、また「あなたのメンタルは大丈夫?」と聞いたこともあります。

 また結論を言いますと、その人もまた、日々のそういうことを解決するよりも、ただ聞いて欲しかったのでしょう。共感してなぞらえ、大変だね、偉いねとなぐさめて欲しかったのでしょう。

 事例によってはわかります。また本人がほぼ前向きに考え、それを良い方にと取り組んでいるなら、の話です。

 事態が良くならないと心配し続けた人に、大して感謝の言葉もなく、ぽんと現れ、知的な言葉で行動を表現してくれた人に心が傾いた時点で、こちらも願い下げです。

 そういうのがお望みなら、どうぞ、田舎のつなぎでしかなかった友達は捨てて、都会の気に入った環境にどうぞ。

 あるいはずっと大事に世話してきた娘を、どこの馬の骨ともわからない若い男にかっさらわれた男親の気持ちがわかるような気がしますわ。そこまで飛躍するか笑

 

 

 ま、ここまで書く必要はなかったかもしれません。もう私の心は次々やるべきことに移っていますし、ネガティブなこのような文章は印象をを良くするものではありません。

 人を嫌いになるには、かなりの材料と時間がかかります。

 最後まで、自分が悪かったのではないか?と考えて探します。

 心の中でこの人はないな、と決別してからは、「合わなかったのだ、相性が」と思うことにしています。

 

 

 さて、すぐにでも新しい記事を被せたいところです。

 もし休止するにしても、もっと楽しい、面白い記事をたくさん書いてからリタイアしたいです。

 お幸せを祈ります。