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~鬱と発達障害とつきあう日々~

補足・子供たちとのつき合い方/写真で回顧③

2023.2.16 下書き、2024.1.3  推敲なし更新

予定を変更しています

 

 

 不適王さんのこちらの記事で、まだ分別のあやういであろう、小学生の窃盗など、やってはいけないことへの指導を、習い事などよりまずしっかりとするべき…といった内容が書かれていました。

nekozebito.hatenablog.com

 

 

 前記事でも書きましたように、私の長男に、人生のいろんな場面を楽しんでいってもらいたいと願って、小さい頃から外で遊んだり、人と交流するようなイベントに一緒に参加したりしてきました。

 小学校3年生ごろからは、遠くの大きな公園などから、近所の子供たちが遊んでいるような公園に、行く頻度を増やしていきました。

 これは、顔見知りになって、学校のどこかで会った時に話すきっかけができたり、いろんな性格の子とどう接すればいいかを教えたり、一番はいじめられるのを防止するためでした。

 少人数で長男が人と交わった時、会話もまだ十分でなく、ぎこちないことで、異分子と思われることは覚悟していましたが、大人数で、幼い弟も、私も一緒にさりげなく遊ぶ。

 公園には、小さい子も、その保護者もいるし、いろんな学年の子もいる。駄菓子屋のおばちゃんもいる。遊具もある。池で釣りをする人も、散策している人もいる。

 夏には、併設されたプールで遊べる。

 いろんなアイテム?があり、風通しがいい。すぐにはいじめにはなりにくい方ではある。

 そして人と何かあった時、長男にソーシャルスキルを教えてやれる。これは、発達障がいの子は特に、経験して知っていかなければならない。

 弟を見ているふりをしながら、車のトランクいっぱいの玩具や、自転車なら大きなバッグを抱えてやってくる、一母親は、長男が誰かと遊べるよう、いつもアンテナを張っていました。

 幸いなことに、近くのその公園には、ちょうど同学年の3年生がわりあいたくさん遊びにやってくるのでした。

 クラスは違えど、聞いてみると偶然に「ぼくも3年」とぞろぞろ出て来るではありませんか。

 そして、親は仕事で忙しかったりで、時間を持て余している。

 私が「~して遊ぶ?」と聞いたり、何かで息子たちと遊んでいると、寄って来て遊んでくれました。

 また、みんな、DS(ゲーム機)全盛期で、たいがいの子が持っていて、なるべくなら息子に買いたくはなかったのですが、これも少しずつ経験しないとかなと、慎重に与えました。どちらかというと、次男の方がはまってしまいましたが。

 それから、あるカードゲームが流行っており、これも少しずつ買って、私がルールを覚えて、長男に教えていきました。

 強くて値段の張るカードを持っていなかったので、勝ちはしませんでしたが、後々兄弟で個性的なカードを作りあって楽しむようになりました。

 

 前置きが長くなりましたが・・・ 

 そこで出会った子供たちと、私も一緒に遊びながら感じたことを少し書いてみたいと思います。

 だいたい、長男が小3から、スポ少に入る小5の2年間くらい、近所の公園やプール、家の中などで、さまざまな子と遊びました。

 たまに、家で遠出するときにも、一緒に行きたいと言うので、親御さんの了承を取って、連れて行った子もいます(^_^;)

 

 

上学年の子も、たまに遊びにやってきました。

 

 6年生のK君について書きますと、3年生の男の子たちから、とても怖がられて、嫌われているようでした。

 それもそのはず、下級生とカードゲームをしては、強いカードを巻き上げていくようなのです。「Kくんと遊んだら強いカードがなくなった」「取られた」などと口々に言います。えーっ、そうなの? 困ったものです。

 とはいえ、取った現場を見ていないので、どうすることもできません。

 そのうちに、家で、みんなでお菓子を食べる機会があり、お腹を空かせていたのか、K君がまっさきにもらいに来ました。

 私が、「K君、小さい子もいるから、小さい子を先にしてね」と言うと、

「えっ、なんで?」と言います。それに対して「えっなんでそう思わんの?」と思いましたが、うまい理由が思いつかなかったので、とりあえず

「小さい子から先に順番にあげるんだよ😊」

と言うと、K君はお皿にのったお菓子を、小さい子に配り始めたのです。

 それはもう、「ありがとう、やさしいね」とほめました。

 ですから、こういった、年下の面倒をみるという機会がなかったのか、小3の弟がいるのですが、対等に過ごしてきたのか、こういったことがわからないんだなぁ、とびっくりしました。

 お兄ちゃんを一番にすると、子育てが上手くいく、という説もありますが、その場合は、親が+αでフォローすべきことがありますね。

 兄弟が少なかったりで時代の流れとはいっても、こういう文化は折に触れて伝えたいものだと思います。

 

 カードを取るとか、そういうことに関しても、もちろん注意していこうと思いましたが、もしかして本当に悪いという認識があるのかも、せ不安になって来ました。

 

 こういったことを、言ってくれる人が少ない、経験する機会が少ない現代社会であれば、どうするか?

 例えば、親は本の「読み聞かせ」をしてきましたか?

 いろんな道徳要素の入った絵本は限りなくあります。いろいろ読んであげていれば、いろんな経験を補うような想像もでき、そうして子供は学びます。

 

 発達障がいの子のための、ソーシャルスキルのテキストがあります。

 紙芝居形式だったりテンプレートだったりして、療育の時間に「こういう場面では、どうするのが一番いいか?」をディスカッションしたり、学んでいくのです。

 定型の子にも、こういったもので教える時代がやってくるのでしょうか。

 

 いやいやきっと、自らの力でいい本、メディア、いい先輩などのアドバイスに恵まれますかね。

 

 

 

一瞬息を飲みますが、落ち着いて、対処したり見守らないといけません(^_^;)

写真撮ってる場合じゃないんですが。

 

 

 自分の子であれ、よそのお子さんであれ、地域の大人として、見たり触れたりしたら、きちんと対応していきたいと思います。

 少なくない数の子供たちと、当時花火をしました。

 消火の準備は万全にして、危険は見逃さず、正しい使い方を教え、「君らに何かあったら、全力で守る」という覚悟で、命がけで遊ばせなくてはいけません。

 どんな遊びでも、日常生活でもそうですが、

 

 そういった気迫や愛情が伝わると、子供たちは、素直に言うことを聞いてくれます。

 できた子供は、さらに一生懸命な大人を助けようとしてくれます。

 そうして接すること以外に、なにかうまい方法はあるのかなぁ。

 

 それでは、またーー

小学校時代の息子たちのお弁当

今よりちゃんと作ってる?!😅